サッカーのアジア・カップ第9日は15日、ドーハで1次リーグD組の2試合を行い、9大会ぶり4度目の優勝を狙うイランが昨年のワールドカップ(W杯)に出場した北朝鮮を1―0で下し、2連勝の勝ち点6で準々決勝へ一番乗りを決めた。北朝鮮は1分け1敗で同1。イランは後半17分、左クロスをFWアンサリファルドが右足で決めた。もう1試合は勝ち点1のアラブ首長国連邦(UAE)が、前回大会覇者で初戦黒星のイラクと顔を合わせる。
イランはいの一番で1次リーグを突破。鳴り物も使って張り裂けんばかりの大声で応援する母国サポーターに後押しされ、気迫のこもった試合を披露した。
決勝点は背番号10のアンサリファルド。左クロスにタイミングを見計らって走り込み、ジャンピングボレーで決めた。