【有馬記念】最強女王ブエナに吉兆枠! | スポーツは筋書きのないドラマ

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グランプリ初制覇に向けての吉兆か。

枠順は(4)枠(7)番に決定。孫を連れて栗東トレセンの事務所に現れた指揮官は「欲を言えば偶数が欲しかったが、真ん中で良かった」と笑みを浮かべた。そのそばで、孫から「オークス!」と樫を制した相性のいい枠と教えられると「そうか、オークスか」と優しいおじいちゃんの顔に。ムードは最高潮だ。

昨年は2着に敗れたドリームレース。だが、1年が経過して、ブエナは少女から大人の女性に変ぼうを遂げた。「数字(馬体重)は変わらないが、トモに肉がついてきたし、体高も伸びている。人間と同じ、成長がないとな」。4歳の秋を迎え、前走のジャパンCでは過去最高馬体重となる462キロ。心身ともに右肩上がりの成長曲線を描いている。

今回は競馬史に残るであろうハイレベルな戦いが予想される。完璧な仕上げを施し、全てはスミヨンの手腕に託す。広い府中からトリッキーな中山へと舞台は変わるが、信頼は揺るがない。世界を代表する名手は「ゲートを出てから乗り方も変わる。そこで判断したいが、自在性はあるので不利を受けるとかは思っていない。ジャパンCを見ても分かるように(日本競馬界)最強の牝馬だと認識している。有馬記念への思い入れは強いし、次は勝たなければと思っている」と腕をぶす。