柔道の国際大会、グランドスラム東京第2日は12日、東京体育館で男女計5階級が行われ、日本勢が4階級で優勝した。女子57キロ級は、9月の世界選手権を制した松本薫が決勝で平井希に延長の末、一本勝ちして初優勝。同63キロで世界選手権2連覇の上野順恵は2回戦で敗退した。
男子73キロ級決勝は中矢力が西山雄希に一本勝ち。81キロ級は中井貴裕が決勝で世界選手権3位の高松正裕を優勢で破った。90キロ級は西山将士が勝ち、男子は日本勢が前日からの全5階級を制した。
男子90キロ級でアジア大会優勝の小野卓志は準々決勝で敗れた。