【大相撲】5連覇の横綱白鵬が会見!「負けた時に休場考えた」 | スポーツは筋書きのないドラマ

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大相撲九州場所で5場所連続17回目の優勝を果たした横綱・白鵬(25)が29日午前、福岡市内のホテルで会見。昭和以降6人目となる5連覇を果たしたものの、双葉山が打ち立てた最長連勝記録「69」には届かなかった場所を「しんどい思いをした。本当に疲れた」と振り返った。

連勝が止まったのは2日目。「負けた時に休場を考えた。記録を超えて恩返ししたかっただけに悔しく、心と体が一つにならないと思った。相当苦しかった」と当時の心情を吐露した。しかし「千秋楽まで相撲を取る」という目標を胸に乗り切り、敗れた翌日の3日目からは13連勝。自身が昨年打ち立てた年間最多勝利記録の「86」と並んだ。

双葉山の記録への再チャレンジについて問われ「(双葉山が)4年かけて作った記録を1年で抜いてはいけないと思った」との実感を口にする一方で、再挑戦への意欲はにじませた。

白鵬は、角界が不祥事に揺れた中、春場所以降は一人横綱として土俵を守ってきた。「苦しいことを経験したからここまでこられた。正直この一年、本当に速かった」という。また、「新横綱を誕生させたい。気持ちを分かち合える人がほしい」とも話し、孤独感も漂わせた。