こんばんは。

 どこにも書けないことで思い出しました。

 今日の話はやはり、ここで書くのがいちばん無難なようので、書きますね。

 他人をとやかく言うのはできるだけ避けたい。

 それは確かに私のホンネです。

 でも、これって、あんまりなんじゃ? と思ってしまうことはありませんか?

 そういうとき、私は個人名などはもちろん特定しないようにして

 許される範囲内でブログに書くことがあります。

 これはずっと胸に秘めて話ですが、

 私はさる人に尊敬に近い念を抱いていました。

 年は私より少し若いですが、まあ、同世代といっても差し支えない男性です。

 色恋とかは抜き。

 もちろん素敵な男性だなというくらいの気持ちはありましたが、その人を知ったのが

 数年前のことだし、もう、そういう立場でも年齢でもないですからね。

 なので、いちばん近い感情はやはり、尊敬とまではいかなくても、

 この人は凄いなという思いだったと思います。

 個人的なつながりではなく、仕事というか、私が依頼したことを

 向こうが仕事でしてくれるという、いわば商売人と顧客まの関係でした。

 それでも、何度か指名してお世話になりました。

 去年の11月に最後にお世話になることがあり、その直後、向こうが

 自分のブログに私のことを書こうと思うので、良いか?

 と訊いてきました。

 もちろん、私にとっては思いがけない嬉しい話です。

 すぐに、はいとお返事しました。

 読者登録もして、その記事が掲載されるのを楽しみにしていたのですが、

 結局、そんな記事は掲載されることもなかったのです。

 私はその時、何とも言えない気持ちになりました。

 誤解しないで頂きたいのは、私は別に自分がブログ記事にのりたかったわけではない

 ということです。

 ただ、わざわざ、掲載したいんだけどと訊いておいて、ボツにするというのは

 言われた当人にとってはもの凄くいやなものです。

 そんなことをるくらいなら、最初から安易に記事にして良いかなんて

 言わなければ良い。

 そう思います。

 そんなことを言わなければ、こちらだって余計な期待もしないのですから。

 それから何ヶ月か私はたまにその人のブログを覗きましたが、

 ついに記事が出ることはありませんでした。

 私は約束を守らない人は大嫌いだし、軽蔑します。

 約束が守れなかった相応の理由がある場合は、むろん別です。

 しかし、私の場合は思い当たる節もないし、一方的に向こうから言われただけ。

 それ以来、私のその人に対する尊敬はもちろん、きれいに消えました。

 むしろ、そんな良い加減な嘘つきだったのかと呆れてもいます。

 でも、その人とは仕事上の付き合いしかなかったけど、

 良い仕事をして貰ったのも事実だし、その時間はとても楽しかった。

 そういう想い出までもすべて台無しにしてしまうのはいやでした。

 幸か不幸か商売人と顧客の関係ですから、

 もう、こちらが取引をしなけば、関係はなくなります。

 そう思い、読者登録もやめました。

 今後、その人に仕事をお願いするとは絶対にあり得ません。

 考えてみれば、商売であるのに、納期が遅れたり、商品がいついつできるか

 といった連絡も遅かったですね。

 こちらが待てるだけ待って連絡しても、なかなか返事がなくて、

 何度か連絡して、やっと返事が来るという有様でした。

 商品の値段もその都度変わっていて、しかも予約の段階で念を押していた金額と

 実際に請求される金額が一致していたことがないーたいてい、高めに請求される

 ということが続きました。

 その人は店長ですが、受付の事務の女の子と店長の提示する金額が

 違うんですよ。


 で、支払うときになって、

 実は値段がつい先日、改訂になって高くなりました、申し訳ないですが、

 これだけ払ってください。。。という具合です。

 今回、そこを利用しないと決めたのも、そういう値段の設定が非常に不明瞭な

 こともありました。

 そんなことを言ってれは゛、後から金額は幾らでもつりあげられますから。

 とにかく、すべてにおいて信用があまりできないなと思ったのです。

 確かに、そこの技術はかなりのものだとは思いますが、

 ビジネスで最も重要なのは、技術もそうですが、まず、信頼関係です。

 それがなくては、顧客は離れていきます。

 当然のことです。

 まあ、その程度のことで何も文句を言うほどのこともなしで、

 こちらかに利用を止めることで、片は付きました。

 こんな終わり方をするとは思ってもなく残念でしたが、

 まあ、良い仕事をして貰えたので、それはそれで良かった。

 そろそろ潮時だったのかもしれませんね。

 また別の良いところを見つけようと思います。