こんばんは。
今夜はもうパソコンの電源は落としていたのですが、どうしても書きたくなって
また立ち上げました。
ツタヤで借りていたDVDを明日、帰さなければならないので、見たんです。
もうー、良かった。
タイトルはでデェエリスト。2005年制作らしいので、かなり前ですね。
映画でしょうか?
この作品、実はつい先日までタイトルすら知りませんでした。何で知ったかというと、
やはりツタヤで人縁インニョンというタイトルのCDを借りました。それは韓流ドラマや映画の
名曲を集めたサントラ。つまり、オムニバスです。
そのラストを飾ったのが、このデュエリストの曲でした。
もう凄い切なくて良い曲。その曲だけは歌詞を手書きで書き写したほど。
ちょうど、その頃、書き上げたばかりの私の小説の雰囲気にぴったりで、もう
ドラマ化するならーできないけど・笑-、主題歌にしたいほど。その作品については
いずれ、このブログでもまたご紹介させていただきたいと思っています。
その曲がきっかけで、デュエリストという映画?の存在を知り、見て見ようと思いました。
こういうのって、割とよく私にはあるんです。
主題歌が良かったから、じゃあ、作品の方も見てみようかって。
そのお陰で、とても良い作品にまためぐり逢えました。魂が震えるような作品って、
ドラマ・映画・歌・小説、色々あるけど、なかなかめぐり逢えないものです。
その魂が揺さぶられる作品に今夜、出逢ってしまいました。
あらすじを簡単にご紹介しますと、舞台は朝鮮王朝時代。
捕盗庁ポトチョンの役人ナムスンは女の子ですが、男も顔負けの剣を使います。
そんな時、都には偽金が出回り、大混乱に陥り、国を根底から揺るがすほどの影響を
与えていました。それは大臣である兵曹判書ピョンジョパンソが陰で糸を引いていたのが
原因でした。彼は自分の娘を国王の弟に嫁がせ、その弟を次の国王にしようと陰謀を巡らせて
いたのです。偽金で国を乱し、国の乱れは今の国王のせいだと責任転嫁しようとしたのでした。
兵曹判書の副官、最後まで名前は出てきませんでした-、女のように美しい若い男は
大臣の手先として暗躍していました。そこで、ポトチョンの役人であるナムスンと
副官がめぐり逢う。二人は敵同士でありながら、ひとめでひかれあいます。
でも、副官は大臣には幼い頃から息子同然に育てて貰った恩義があるし、悪いことをしているのではないと
いう大臣の言葉を信じていました。
偽金作りは国のためになるからだと。が、結局、それは嘘で、自分の野望を遂げるためた゛と気づき、
大臣の陰謀を明かす証拠となる文書をひそかに持ち出し、ナムスンに渡すのです。
やがてポトチョンの大軍か゜大臣の屋敷に押しかけ、大臣は殺されます。
副官もそこで死んだことになっていたのですが、ひそかに逃れ、
雪の降る中、ナムスンと男は最後の闘いに挑むとことになります。
結局、死闘をくりひろげた二人がどうなったのかは明かされずに、二人が闘うシーンで終わりました。
私はラストで、降り積もった雪の上に抱き合うようにして倒れて死んでいる二人を想像したのですが。。。
余韻のある終わり方でした。
設定としては、特に珍しくはありません。
罪を犯した男と、その罪を暴こうとする女が宿命的に出逢い、いつしか互いの立場も忘れて
恋に落ちる、ある意味で許されぬ愛です。
定番ともいえるかもしれません。でも、良かった。
映像がとても美しいのも余計に切なさや哀しさを誘います。
降りしきる雪の中で、まるで華麗に舞うように剣を使い、闘う二人。
そして、何と言っても主演の俳優さん―副官の美しいこと。男性ながら、
艶やかで何とも凄艶な色香があるのに、精悍で逞しいし、優美。
よく、私の作品に登場するイケメン主役をこう表現するのですが、まさに、その
とおり。
ここまで、私の理想にぴったりな人は初めて見ました。
一体、何という俳優さんか、これから早速、検索かけます―笑。
ナムスンを演じた女優さんは初めはハ・ジオンさんかと思ったのですが、
どうも違うようですね。
全体を通して、とてもキレイな映像。たとえていうなら、カメラの前に1枚、薄布を垂らして、
その薄布越しに風景を見ているような感じとでもいえば良いのかしら。
少し幻想的という感じでもありました。
やはり、最後は私、号泣。。
駄目なんです、こういう悲恋物語には弱いんです。
良い作品に思いがけずめぐりあえて、良かった~。
まあ、それにしても、こうやって韓流ドラマを見て、のんきに涙を流していられるのも
昨日の撮影がまあ、無難に終わったからでしょう。
客観的に考えれば、失礼かもしれませんが、もの凄く良かったというわけでもないけれど、
それでも、何事もなく終わったし、後から昨日のことを思い出せるような1日でしたから。
二度目があまりにひどすきたがらでしょう。無難に終われば、もう、それで十分だという
気持ちです。
一ヶ月前は、本当に悲惨な気分でしたもん。騙されて、良いように踊らされて。
そんな自分がとんでもなく情けなくて愚かに思えました。
本当にもう、思い出したくもない、その悪徳カメラマンと知り合ってからの一ヶ月半を消したいと
思いました。
本当にやきれなかった。あれで、素人モデル体験が終わりだとしら、あんまりた゜と
思っていましたが、ちょうど、まだ撮影交渉が続いている人というか、殆ど決まった人が
いたので、その人との撮影が無事に終われば良いなと考えていました。
その人が昨日のカメラマンさんです。ちょっと想定外の場面もあるにはあったけど、
結局は私が止めて欲しいとお願いしたら、止めてくれたし。
無事に終わって、心からホッとしています。
そのお陰で、まあ、嫌な思い出を最後にモデルを卒業しなくても済みましたから。。。
まあ、そういう心理的な影響もあって、今夜はドラマを楽しめたのかも。
早速、検索しました。この方はカン・ドウォンさんというそうで、大変な人気のある
俳優さんだそうです―知らなかった。。。
それから、相手役のナムスンは、やっぱり、ハ・ジウォンさんでした!
やっぱりね。アクション物は、やはり彼女なんですね。
私は彼女を知ったのが、あのファン・ジニだったので、いまだにそのイメージが強いんです。
艶やかな妓生のときは、流石にアクションはありませんでしたし。
とにかく、素敵な映画にめぐり逢えたことに感謝! です。