ALOHA!ハワイ島ウエディングプランナーの飯田恵美子です。


しつこいぐらいにハワイのお花や木、草などの植物のブログを書かせていただきました。


沢山の写真がハワイ島から送られてきて、そのままにしておくのはもったいない!記録に残したいという思いで書いております。



そこで、今日はプルメリアのお花を使ったフラワーグッズのご紹介です。


プルメリアはハワイ原産ではなく18世紀以降にハワイに持ちこまれたお花。


その生命力の強さとほとんど外敵がないハワイという気候に恵まれた土地でしっかりと根付いていきました。


診る人を癒してくれる芳しい甘い香りと優雅な姿かたちで、今ではハワイを代表する花のひとつというかハワイにはなくてはならない花になっています。


もちろんハワイの州花であるハイビスカスもハワイでは忘れてはいけない花ですが、このプルメリアという花はハワイでは特別な存在になっているように感じました。



それは、ハワイでは可憐な白いプルメリアには「神が宿る」と言われ、「大切な人の幸せを願う」「女性の魅力を引き出す」とも言われているから。だから、贈り物としても人気のモチーフになっているんですね。


また道路沿いや家の庭先、ホテル内、公園、しょぅピングセンター、寺院、墓地などいたるところで見ることができる花だからかもしれません。


それだけ生命力が強いからですが、人から愛される花として重宝されているからだと思いました。


余談ですが、プルメリアはニカラグアやラオスの国花となっています。また、熱帯地域の寺院によく咲いていたので別名「テンプルツリー」とも呼ばれています。


キョウチクトウ科の花ですが、1年を通じて開花します。


一日花ですが、次々と咲くのでいつも咲いている感じがします。


特に大自然に囲まれたハワイ島のプルメリアはより一層力強さを感じさせてくれています。


前置きが長くなりましたが、調べてみるとプルメリアもいろいろな品種があり、カラフルなお花です。



この自然の恵みを最大限に活かしてハワイ滞在をご満喫いただけたらと思い、プルメリアを使ったフラワーグッズをご紹介します。


まずは最も身近なレイ。レイに使われる花はいろいろありますが、揚げる人により花は選ばれることもありますし、レイの本数により愛情の表現が違うそうです。



余談ですが、

1本~2本のレイをかけてあげるときは「友情」 

3本~4本のレイは「恋、ロマンス」 

5本~6本のレイは「告白、愛してる」 

6本以上のレイは「求婚、あなたは花嫁」 を意味しているそうです。


ハワイでは感謝の意味を込めてレイを贈る習慣がありますが、このような意味があることは知りませんでした。


よくハワイのホテルに到着するとウエルカムレイとしてかけてもらった経験がある人もいると思います。


今回は是非ウエディングやバウ・リニューアルで、感謝を込めて、このプルメリアのレイをかけてあげたり、かけてもらってください。


プルメリアの種類により香りが違いますが、上品な甘い、フルーティーな香りを嗅ぐことで、リラックス気分、幸せ気分に導いてくれます。


ちなみにいただきましたレイは、枯れてしまったらゴミ箱にポイなどしないでくださいね。

ハワイの人の気持ちが込められています。

木の元に置いたり、かけたりなど自然に戻してください。

ハワイ島コナで見た風景です。


また、妊婦さんにはレイの輪をはさみでいれてかけてあげてください。輪のままのレイをかけると、おなかの赤ちゃんの首にへ巻き付くと現地の人の言い伝えがあるそうです。


次に、ハワイでの結婚式に欠かせないブーケ。最近シルクフラワーのブーケ(造花)を用いられることが多いですが、せっかくハワイに来たのだから、是非生花を使っていただきたいです。





プルメリアは切り取ってしまうと、あまり日持ちしないお花です。


品種により日持ちするものもあり、そのような日持ちするものをレイやブーケに使われますが、他の花に比べますと繊細なお花です。


白い部分が酸化して茶色く変色したりしますが、挙式が終わるまではしっかりときれいでいてくれます。


それだけ気を使う花ですので、以前は押し花にも適していない花とも言われていました。


でも、私はブーケに使ったプルメリアではないですが、同じ種類のプルメリアを記念に押し花にしました。(これは10年以上前のもの)




さらに、今年のバウ・リニューアル記念のプルメリアの押し花。


また、ブーケがプルメリアだったら、髪飾り、つまりヘッドピースやハク(お花の輪)もお揃いにすると素敵です。 


そして結婚式最後のイベント、フラワーシャワーにもプルメリアのお花が使われています。




目から、鼻からプルメリアの魅力が伝わりより幸せな気分にしてくれます。


余談ですが、よくハワイの女性の方がプルメリアを一輪耳の上に飾っています。

これも飾る位置に意味があります。

右側に付けると、独身女性を意味していて、恋人募集中を無言で伝えています。

既婚の女性は左耳の上に飾ります。

浮気など無駄なもめ事を事前に回避してくれる素晴らしい慣習だと思いました。


その他、道路名になっていたり、


アクセサリーのモチーフに、香水になったりと生活面のいろいろな場面で出会えます。


道端に一輪プルメリアが落ちていても美しいと感じてしまう魅力的なお花です。



是非ハワイ島にいかれましたら、ハワイ島らしいプルメリアを探してください!すくすくとのびのびと咲いている力強い野性味あふれるプルメリアをご堪能し、目から鼻からもハワイをご満喫ください!


尚、プルメリアの葉や枝を切った時にでる白い樹液には毒があります。まさしく、「きれいな花には毒がある」を地に行ってますので触らないようにご注意下さい。触ってしまうとかぶれたりすることがあるそうです。


きれいだから採ってしまわないように、遠くから見ているのがいいのかもしれませんね。


今度ハワイ島に行きましたら、もっといろいろな種類のプルメリアを見分けるようになれたらと思いました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


MAHALO!