ALOHA!ハワイ島ウエディングプランナーの飯田恵美子です。
今日は虹のお話です。🌈
ハワイ諸島のことをレインボーアイランドとも呼ばれているほど、ハワイではよく虹を見かけますよね。
私は虹を見ると幸せになれると、小さいころから信じていたので虹を見ると何故だかウキウキしてきます。
でも日本ではあまり見る機会がないのですが、ハワイ島ではよく現れます。
ハワイの虹はとてもきれいに見え、その中でもハワイ島の虹は格別に美しく見えるのはなぜかなと思い少し調べてみることに。
まず虹ができる仕組みは、大気中の水滴に光があたった時にプリズム現象で7色のスペクトルに分解されて7色に輝きます。
だから、雨が降った後に太陽が出なければ虹が現れないことになります。
ハワイ島はビッグアイランドという愛称があるほど大きな島で、11の気候帯を持っています。
だから、雨の多いヒロやキラウエア周辺やワイメアのように雨雲が山にぶつかり雨が降りやすいエリア、つまりめまぐるしくお天気が変わる場所のほうが、虹の出現率が高くなり、虹が見えるスポットにもなっています。
そして、美しいに虹かそうでない虹の違いは、雨粒の大きさに関係しているそうです。
雨粒つまり水滴が大きいとそれぞれの色、7色がはっきりきれいに鮮明に見えるが、水滴が小さいと光が水滴の中で明確に分けられず、色が重なり合い白っぽく見えてしまうとのこと。
だから、ハワイの虹がきれいに美しく見えるのは、この雨粒つまり水滴が大きいからということが分かりました。
粒が大きい理由は、周りが太平洋に囲まれた地形により、雨雲がそのまま影響受けずにハワイにやってきて雨を降らすからでした。
虹も雨粒の大きさで見え方が違うことが分かり、どうりで日本の虹と見え方が違うことが判明。
私がハワイ島に行った時は完全なアーチ型に見える虹をまだ見たことはありませんが、一度車の中から見かけました!なんとも中途半端な。。。
でも見れただけでも嬉しくなりました😊
ハワイ島なら大地から大地につながる完全なアーチ型の虹がかかる面積の大きいロケーションがあるため見れる確率が高くなるそうです。
このアーチ型レインボーが出現するためにも、ある条件が整わないと現れないそうです。それは、虹の足元から上空まで均等に水滴が散らばっていないと出現しませんが、土地が広く、遮るものがない土地柄のハワイ島ではよく見られるとのこと。
つまり、太平洋に囲まれた大きな島で、高いビルなどさえぎるものない、視え界の広いハワイ島だからこそ、感動的な虹に出会えるチャンスが多いことになります。
さらに、ハワイ島では二重の虹、つまりダブルレインボーもよく見られます。
よーく見てくださいね。はっきり見える虹の上にかすかにもうひとつ虹が現れてます。
さらに、気がついたことがひとつ。
虹の色が反転してます。不思議ですね〜。反射しているからでしょうか。
これも水滴が大きいのが原因です。水滴の中で一度反射してできた主軸の外側に二度反射してできたもうひとつの虹が見られる現象です。
今度ハワイに行った時は、アーチ型の虹とダブルレインボーが見れたないいなと、またハワイ島に行く楽しみが増えました。
コナでもよく現れます。
ちなみにハワイ語で虹は「アオ・アクア」と呼ばれていて、「神聖な雲」という意味があります。ハワイの人たちにとって虹は神聖なものとされ、幸せのモチーフにもなっていて、観光客がハワイで虹を見るとまたハワイに戻ってくるという言い伝えもあるそうです。
是非皆さんもハワイ島でアーチ型の虹とダブルレインボーと遭遇してください!
MAHALO!