こんにちは。野菜ソムリエプロの飯田恵美子です。


今日はフーデックスジャパン2019で出会ったロシアのハーブティーの紹介です。



コーヒー、紅茶はもとより、ハーブティーが大好きな私は、目的のブースに行く前に珍しいお茶を発見し、引き寄せられるように立ち寄りました。


そこは、ロシアブース内の「Koporsky Ivan-tea」。



ロシア語は話せないと不安になりましたが、やはりここでも通訳の方がいらして丁寧に説明してくれました。


確かに、このフーデックスジャパンは業者の商談の場ですので、通訳は必須ですよね。


早速、どんな葉っぱのハーブティーかわからずに試飲させていただくことに。


色は普通のハーブティーと同じ茶色ですが、香りが紅茶に似ていて、味はウーロン茶のようなさっぱりとした後味すっきりのお味でした。


この「Ivan-tea」は、ロシアの歴史的な場所であるレニングラードにある「Koporye」という街で作られた高クォリティーの手作りハーブティーです。


茎ではなく、葉を手作業で集め、葉っぱがきれいな形のままになるようにゆっくりと乾燥させ、発酵させて作っているそうです。


そこで気になるのは、何の植物の葉を使っているのかですが、会場では詳しく聞けず、この会社のHPを見るようにと言われました。


ですが、全て英語ですので、辞書を片手に、というと古典的ですが、今はスマホで意味を確認しながら調べてみることに。


すると、ヤナギの葉を使っていることがわかりました。


発酵された「Ivan-tea」は、ロシアの伝統的な方法で作られていると書いてありました。完全に発酵をさせることで、お茶の色は茶色になりますが、発酵時間を短くすると、お茶の色が緑色となり、「GreenKoporsky Ivan-tea」と呼ばれていて、マイルドな味になるとのことです。


また、この発酵させたヤナギの葉に、他のハーブを加えることでお茶の色や効能が変わるそうです。


西洋夏雪草(セイヨウナツユキソウ)を加えたり、

レモンバームの葉やタイムやラズベリーの葉を加えることにより健康的なお茶になりますと書いてありました。


ハーブの香りも楽しめるお茶だと思いました。


私はハワイの伝統的なお茶「ママキティー」を日本の人に飲んでもらいたいという思いがありますが(まだ日本で販売されていないので)、世界中のハーブティーを日本で飲めたらいいなとハーブティー好きな私は単純に思ってしまいました。


昨日は展示会で珍しいロシアのハーブティーを試飲できて、ハッピーな気分にひたれました!


このロシアのハーブティーのことを詳しく知りたい方はこちらのサイトをご覧ください。


http://eng.koporskychai.ru/index.html