ALOHA!
今日はこの11月に行った時に「あれ!?」と思ったことをご紹介します。
ハワイ島には20年前から行ってますが、当たり前のような光景がなくなっていることに初めて気が付きました。
それは、ハワイ島のコナからワイコロアに向けて走っている19号線道路脇のことです。
ハワイ島はご存じの通り、キラウエア火山が噴火して流れ出した溶岩でできている島です。
今だに成長している島です。で、ハワイ島はその溶岩台地を切り開いて開発していきました。だから、道路の両脇は溶岩台地がそのまま残されています。
その黒い大地の上に、白い文字が沢山出現していました。
白い文字?ってと思われる方が多いと思います。
これは、海から拾ってきた白いサンゴ礁なんです。
サンゴ礁は死ぬと白くなり、それを拾ってきて描いています。
私が20年前に行ったときは、道路両側にびっしりと、自分の名前やハートマークなどが、それが永遠に続くかと思われる長~い道路にひっきりなしに描かれていました。
ところが、この壮大な光景、ハワイ島らしいハワイ島ならではの風物詩というか、名物になっていたものがなくなっていたのです!!
これは、誰がいつから始まったのははっきりしておらず、ホテルやお店の名前や観光客の想い出づくりの一環として、凝ったものや可愛らしいものがあってなかなか見ごたえがありました。
但し、車の中から見るのでじっくり見れませんでしたが。
20年ほど前、私達が家族でハワイ島に行ったとき、この光景をみて、私達もハワイ島に来た痕跡を残したい!ということで、すぐさま海岸に戻り、白いサンゴ礁を探して、自分たちの名前をサンゴ礁で作りました。
これは、レンタカーだったからできたことですが、またハワイ島に来た時には見に来ようと家族の約束ごとにもなったセレモニーとなりました。
ですが、やはり海のものであるサンゴ礁を勝手に持ってきて大地に置くことを快く思わない地元の方もいらっしゃるということを後日知り、反省もしました。
もしかして、同じことをする観光客が増えたからでしょうか。
ガイドさんに、どうして以前のような光景ではなく、ただ黒い溶岩台地しかないのかを聞いてみると、その白いサンゴ礁で作られた文字たちは5年前に撤去されてしまったそうです。
私たちが行った20年ほどまではまだのどかな田舎町のハワイ島が、どんどん開発されて観光客もう増加することで、いろいろ問題が発生したのかどうかはわかりませんが、少し残念な気もしました。
確かに、ハイウエイの両側に観光客のレンタカーが沢山停まり、多くの人が海岸から死んだとは言えサンゴ礁を持ってきて勝手にアートっぽいことをするのも景観、自然破壊になるのかもしれません。
でも、でも、黒い大地に白いサンゴ礁はとてもよく映えていて、「これぞハワイ島!!」と思えるような光景でもあり、今ではとても懐かしい思い出になりました。
ということで、9月にキラウエア火山噴火は収束し、今では溶岩流が流れておらず、成長が一時ストップしておりますが、ハワイ島の観光名物も時代とともに変わっていくことを、今回のハワイ島訪問で感じました。
今では道路の両脇には草が生えている場所になってます。
ですが、同じ19号線の道路脇に新しい観光スポットができました!
ガイドさんに足元注意と何度も注意を受けました。
大きな落とし穴みたいです。
いつ崩れ落ちるか。。。
私たちはこれ以上近づけませんでした😅少し腰が引けてます
それは、ラバチューブ(溶岩トンネル)です。今や多くの観光客が訪れてます。
まだ名前もつけられていないと言われている大きなラバチューブは、そこに立つだけでも怖いぐらい地下に深いトンネルができていて、外国人はその溶岩トンネルの中に入って行ってました。
私たち一行は、いつ溶岩ぎ崩れるかわからない雰囲気でしたので、トンネルには降りずに上から見学と写真撮影。
自分の足元の下が空洞のトンネルになっているので、意外に怖かったです😱
このラバチューブは、誰が、どこが管理しているかわかりませんので行かれる場合は、十分にお気をつけくださいね。
是非皆さんもハワイ島に行かれましたら、19号線のハイウエイのの両側サイドをご覧ください!
ただただひたすら続いており、ハワイ島らしさ、ハワイ島の大きさをお感じいただけるかと思います。
ただし、前方不注意になりませんよう、運転にはくれぐれもご注意を!
MAHALO!
ハワイ州観光局公認上級ハワイスペシャリスト飯田恵美子