慟哭 | おが姫。

おが姫。

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丁度、この7月でボイトレに通い始めて六年になります。声だし 呼吸法、その他沢山のことを学んだのにもかかわらず、少しの進歩もありません。私よりかなり後から通い出した人が、高度な発声法を習っていたのを、待合室から聞いた時は さすがにショックでした。私は今だに初期の発声法を習っています。
素人の人からも、プロ並みに上手い人からも 色んな批判をうけました。ライブ、イベント、YouTubeでもそうですが、ストリートでの野次には耐えがたきものが何度もあり、そのつど心の中で泣いていました。ブログのコメントにも 金をドブに捨ててるようなもんだ、ボイトレなんてやめてしまえ!と書かれたこともあります。 頑張って歌ってゆきたいと書けば、失笑とだけ何度も何度も送られて来たこともあります。

歌を歌う歌わない以前に、死んでしまいたくなりました。野次も心をえぐりますが、活字はそれ以上のものがあるからです。

今でも 下手だ下手だと言い続けられて 内心はひどく傷ついていますが、その通りなので、言い返す言葉もなく へらへらと笑っているだけです。
諦めたらそこで終わりだとはわかっています。でも諦めは心の養生という諺もあります。

いつまでも 歌にしがみついていても仕方ないのかなと最近思うことが増えました。

日本人は歳のことにこだわるのが異常に強いので、若さはなくても それを言わせないほどの 歌唱力や表現力がなければ 誰にも振り向いては貰えないことが嫌というほど思い知らされて来ています。

某イベント企画者のかたは、その年齢で その容姿とスタイルのよさは他におらん、周り見てみなよと誉めてはくれますが、歌に関しては皆と同じ意見です。腹から声が出てないと言われます。

コアなファンの方も一人減り又一人減り、今私を応援してくれてる人は数人いるかいないかです。

良くも悪くも おが姫の話はよく聞くと言われたりもしますし、ライブのつど、ナンパされたり、僕の周りにおが姫のファンいっぱいいるんですよと言われたりしても、見に来てくれたりはしません。
今はもう私は、痛いだけの存在です。
生きることイコール歌うことでしたが、悔しいけど、この先芽が出ることはないと思います。

身体が一番良く知っています。体力のない人間は声も小さいものです。体の弱い人は沢山いて それでも声が大きい人はいますが、私はやっぱり 特殊な身体なのです。物凄く線が細いし。

これからどうなるかはわかりませんが、誰に認められなくても 開きなおって歌う覚悟が持てれば 好きなことをやめなくていいんだと思います。

覚悟があればの話ですが。
(-_-;)