映画『碁盤斬り』 | のほほんのり日記

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色々と思いつくまま、気の向くまま…時々、泣き言言うたり、毒吐いたり…します(´▽`)

見てきました!ウインク



キャスト

草なぎ剛、清原果耶、中川大志、奥野瑛太

音尾琢真、市村正親、立川談慶、中村優子

斎藤工、小泉今日子、國村隼





まず言いたい!


驚いたのは、白石監督作なのに、


血みどろ

少ないやんっ!Σ(゚д゚lll)



…失礼|ω・`)…ゼロではないけど


血みどろが好きなわけではなく…(笑)



だってね、監督の『孤狼の血』の2作と

『死刑にいたる病』を見た感覚としてはですね


え?白石監督の初時代劇!?びっくり


…ならば間違いなく


三池崇史監督の『十三人の刺客』を超える

血糊が消費され、


ドスッ!ナイフザシュッ!ナイフ

袈裟懸けにバサーッ!ナイフ


と、アレやコレやが舞い飛ぶ映像が

来るぞ来るぞー!と身構えてたら…|"-;) チラッ

いい意味で肩透かし(笑)



ザックリあらすじ…は


お堅く真面目にお城勤してる侍が、碁の勝負で

同僚に逆恨みされ、横領の濡れ衣を着せられ…

国追い出され浪人となって、娘さんを連れて

江戸で貧しい暮らしをする羽目に。


あとあと、嫁さんの死因までもが、その逆恨み

してきた奴のせいだとわかり、敵討ちを決意。


で、ここに至るまでの、浪人暮らしの中で…

碁を通じて大店の商人と、内職通じて

吉原遊郭の女将と、それぞれに仲良くなり

物語があって…てな感じ。



草薙君も、もちろん良かったのですが、

個人的には商人の國村隼人さんと、

その身内の中川大志さんが良かった…ウインク

小泉今日子さんも良いのよ。


話的にも、お侍さんよりも、この商人チームの

成長と葛藤の方が見応えがあった気がする。


斎藤工さんは…浪人の格好をしてても、落ちぶれ

破れかぶれの感じが…しない泣き笑い

声やら姿勢やらが綺麗すぎるのね〜キョロキョロ


タイトルや予告から、想像させられるよりも

ずっと、落語の人情噺がベースなだけある

ソフトで見応えありの映画でしたニコニコ