平成27年第5回定例会(本会議)一般質問答弁要旨「等々力プールについて」 | 原のりゆきのブログ

平成27年第5回定例会(本会議)一般質問答弁要旨「等々力プールについて」

平成27年第5回定例会(本会議)において、一般質問を行いました。
この本会議では、
1、消防団器具置場について
2、避難所運営について
3、等々力プールについて
質問いたしました。

今回「等々力プールについて」の質問答弁の要旨です。

この質問では、昨年の7月に等々力屋外プールについてのアンケートの結果を議場で発表させて頂きました。また、この質問の答弁は市長からいただいています。

質問
(1)2015年8月に開催された新たな総合計画素案の市民車座集会で、等々力プールは今後についての質問に対し、市長は、築48年から、ほぼ50年近いプールになっている。これをもう一度つくり直すという話だと大変なコストがかかり、事実上無理とである、とお答えになっているが、つくり直すコストということについては、プールを廃止にするという理由を含め、これまで説明を受けていないが、市長の発言の趣旨について伺う。 (2)等々力緑地再編整備実施計画に書かれているプールの機能の一つは健康維持、健康づくりという視点から、施設の必要性の検討ということについて伺うが、等々力プールについて、平成 25年4月に、等々力緑地の再編に伴い廃止される等々力プールの速やかな代替措置に関する請願が全会一致で趣旨採択されている。また、プールはスポーツ施設としての機能、役割、健康増進や介護予防としての機能、役割、そしてお子さんと親御さんや友達が交流する場、コミュニティの場など多様な機能、役割がある。私の平成25年12月の一般質問で、等々力プールの屋外プールを初め、市のプールをどうしていくのか、所管部局にとらわれず市役所全体で検討していただきたいと市長に見解を伺っている。その際、市長からは、議員の言っている趣旨はよく理解した。全庁的な考え方で考えていきたいと思っているという答弁をいただいている。あれから2年経つが、市長の答弁の後、全庁的な検討はどのように進めてきているのか、どのようなことを検討していただいているのか伺う。(3)表示したアンケート結果を見ての見解を。(4)アンケートで、つくってくださいという方々が91%いたということに対して、もう一度御答弁を お願いする。





















答弁
(1)プールについては、施設利用期間が約2カ月と短く、利用していない期間は敷地の有効活用が図られていないこと、また昭和43年の供用開始で施設が老朽化しており、さらに児童の利用が主であることから、じゃぶじゃぶ池など親水施設への変更の検討を進めているところ。また、市長に就任以来開催している区民車座集会などにおいても、プールをつくっていただきたいなどの要望があるが、独立した新たなプールの整備については、用地の確保や財源など多くの課題があるので、現時点では大変難しいものと考えている。2015年8月の総合計画の策定における車座集会の場で、コストの面を含めた答弁をさせていただいた。(2)全市的なプールの検討について、現在、各事業局で所管している公立プールについては、それぞれの目的に合った施設として運営をしている。このうち公園プール4カ所については、等々力プールと同様に老朽化が進み、また利用期間が限られていることから、公園の再整備に合わせて地域の皆様の意見を伺いながら、そのあり方について検討することとしている。一方、学校プールにつきましても、子どもたちの泳力の向上という視点から、夏休みにおけるプール開放事業についての見直しを行ったところ。いずれにしても、プールにつきましては公立プールとしての総合的な活用が図られるよう、その役割や機能を引き続き検討していきたいと考えている。(3)アンケート調査の結果について、区民車座集会などにおいてプールに対する要望をいただいている。限られた用地の有効活用や利用期間の問題を考慮しながら、健康維持、健康づくりの視点から、陸上競技場サイド・バックスタンド下へのプールの複合化の可能性につきまして事業評価の中で検討していきたいと考える。(4)様々な施設もそうで、スポーツ施設はつくってほしいか、ほしくないかと言ったら圧倒的にほしいと言われる方は、どの競技についても、あるいはスポーツ施設についてもそうだと思っている。区民車座集会などを含めて多くの皆さんからそういった声をいただいていることは受けとめている。


(2)の質問に対して、公立学校のプール開放事業の見直しという答弁は非常にうれしいと思います。

質問の最後に、川崎市もアンケートをとったと思うが、私から見ても、自分の取ったアンケートとちょっと乖離があるようにも思える。私はこれは別にプールの前で配っているわけではなく、無作為に配った、これはある程度信用していただきたい。もしこれが信用できないのであれば、改めてもう一度市民の皆様からアンケートをとっていただいても良いのではと思う。じゃぶじゃぶ池もそうだが、先ほどの小学生の方々が、低学年、中学年、高学年と満遍なく使っているということは、じゃぶじゃぶ池は正直、中学年ぐらいからはもう使わないと思う。やはり幼稚園、保育園のお子さんですとか、また小学生も低学年ぐらいまで、もちろん中学年、高学年も使わないとは限らないが、利用の幅は、そこにはちょっと限られてくるのかなとも思う。また、この結果を見れば、私も、もちろん財政的な問題もあるかもしれないが、スクラップ・スクラップ・アンド・ビルドのビルドのほうではないかとも思っている市民の方々が多い。ぜひともここら辺もある程度理解をいただけたかとも思っている。また車座集会アンケートでも、さまざまなアンケートをいま一度とっていただきたいとも思う。と意見を述べさせて頂きました。