個人情報保護条例の弾力解釈
認知症などで身元不明者として全国で保護されている方が346人にいます。しかし、行方不明者の身内の方が情報を自治体に尋ねても個人情報を理由に答えてもらえないケースもあります。そのような中、千葉県や静岡県では個人情報保護条例を弾力的に解釈し、保護している身元不明者の情報を公開をいたしました。その結果、千葉県では公表した6人中3人、静岡では11人中3人の身元が判明いたしました。
個人情報の取り扱いは徹底して管理しなくてはいけませんが、公表したことによって、公表された方にとって有益になるのであれば、少し解釈に幅をもたたせるのも必要なのではないでしょうか。
厚生労働省:身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト(←クリックするとサイトが別ウィンドウで開きます)
個人情報の取り扱いは徹底して管理しなくてはいけませんが、公表したことによって、公表された方にとって有益になるのであれば、少し解釈に幅をもたたせるのも必要なのではないでしょうか。
厚生労働省:身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイト(←クリックするとサイトが別ウィンドウで開きます)