2020年3月に予定してたプログラムだった。
『ころなのばかやろー』のせいで、そのときは開催されず、まさかの3年半後に実現した。
何とソリストはすべて同じメンバーだという。
並々ならぬ『やる気』がうかがえるぢゃないか!!!
かくいう私は、2020年には、本プログラムにすっごい期待してて、珍しく予習もしてた。
演奏会形式のオペラとはいえ、予習なしではついていけないだろう。
そして、私がこのプログラムをいたく楽しみにする理由が何かあったのだ。
だけど………、3年もその熱意を維持することができずに、今日は『あ〜、そ〜だ、トスカだった。長丁場でお腹すくからパン買って休憩時間に食べよ〜っと』と思ったくらいだった。
あ〜、もったいない。
こういうダラダラした鑑賞態度。
音楽やオケ、ソリストとの出会いもまた、一期一会だというのにさ。
だが、演奏が始まって、私は、『ずきゅーん!』とハートを射抜かれた。
また会えた(聴けた)、そんな感じがした。
そうそうそう、与ひょうさんだよ
ナンノコッチャ
今宵は、トスカの愛しの恋人、マリオ・カヴァラドッシ役の小原啓楼さん、2017年9月に、東京シティフィルと共演し、『夕鶴』で与ひょうを演じられ、私のハートを鷲掴みにされたのだ。(だからどした!)
それもあって、その3年後のトスカに小原さんがキャスティングされていて、楽しみにしていたように思う。
そんなことをすっかり忘れていても、またその歌声を聴けば、素晴らしさを思い出せる。
さらにだ。
今日は、チェロの四重奏で、うっとりとろけそうになり、最後、木下美穂子さんのトスカに涙した。
ブラボー、ブラボー、ブラボーである。
予習なんかしなくても、こんなに感動できるんだな。
とはいえ、私はもっとオペラをみたい。
本格的なのは、1度だけだが、新国立劇場で鑑賞したことがある。
う〜〜〜む、本格的にオペラの扉を開けてしまっていいものだろうか???
まずは少し勉強だな
今日のストーリーは(オペラって、ストーリーを語っていいなのだろうか)、喜劇のような悲劇というか、悲劇的な喜劇というか、、、まぁ主要登場人物がみんな死んでしまうのだが、何か元気出た
パワーチャージされたぞ。
音楽のチカラだな。
うんうん、これで大丈夫だ