「BACKCOAT」終わってもう一週間
既にみんな、本番やら稽古やら
頑張ってるみたいです。
みんなの頑張りが、
自分の頑張りにも繋がる。
仲間っていいなと思う
アタクシも、
1月の福島公演に向けて、
フラ&タヒチアンダンス稽古
昨日も汗かいてきた
だけど、もうちょっとだけ、総括
アタクシの今回の役、
「円城寺綾」でした。
円城寺あやって
夢の遊眠社の看板女優さんじゃん
あたしゃ、台本見てすぐ度肝を抜かれたんだけど、誰もその事を言わないの。
まさか、知らないわけじゃないよね
あ、因みに裏話。
今回役名を変えた人がいました
どうしてもその名前だと、みんなの共通認識としてある人が思い浮かぶから変えて欲しいとのご希望でね。
誰が何の名前だったかは、ナイショ
想像してみて下さい
円城寺さんは、なかなかきっつい状況にありまして、まぁアタクシだけではないんですが、裁判で無罪もらっても結局矢面に立たされて、全てを失いました。
裏裁判に行った時は、もう、恨み満載
それでも、特に不倫相手の中野さんにはやはり拭いきれない想いがありまして、なかなか複雑でしたわ。
一番辛い時に出会ったので、頼ったし、壊れたし、壊してやりたかったし。
辛くて切なかったなぁ〜。
こんな想いも、AチームとBチームでは、中野さんの作り方が違ったから、アタクシの想いも違いまして、楽しかったね
中野さんも、他の人も、
色々仕掛けてくるから楽しかった
あるシーンからアタクシ豹変するんですけど、もっとね、うまく出来たらなと反省しきりです。演出家ガツにも、ダメ出しいただく度に、
「やっぱりねそうだよね」
と思っておりました。
AチームとBチームでは、スタートの座る位置が違ってね、つまりはその後の動きも変わってくる。なんて贅沢
演出上の決まった動きもあるけど、ほぼ自由。相手との距離感が大事なので、稽古の時と全然違うとこにゲネでいたり、本番もね。
あら、こんなとこ来ちゃったよ。次の展開大丈夫とかって、グルグル頭回ってました
感情も違ってたしね〜。
演出が、とにかく芝居するなと。
生の反応で。自分の殻を破れと。
稽古の時から、ダメ出しはLINEで流れてきます。本番も。すぐ来ます。
夜公演の時は、次の日の朝に来ます。
魔のモーニングショットです
目覚めが悪いったらありゃしない
そんな演出家ガツは、
もの凄い戦っておりました。
役者達からの意見、想い、不明点などなど、いつでもキチンと応えてくれました。
次の日には台本書き直して来たり、
どんな時でも真摯に向き合ってくれました。
いやほんとに、凄いです
それでも、どんなにキツくても、
「芝居やってる感じで楽しい」
と言ったガツが、大好きです
有り難い事に、ガツとは、映画含めて
5本目です。
いつも大体、キャストが決まらず最終手段でアタクシのところにオファーが来ます。
それはそれでもちろん嬉しい
ま、それはね、芸能舎の役者を使わないという彼のポリシーなんです。
だから、いつも、最終手段(笑)
でも、「今回は頭からキャスティングに入っております」とのお誘いでした
しかも、ガツが本気で作りたい芝居をやるって企画だったので嬉しかったです。
ガツとまたやりたいと思ってたし。
一緒にやる時は劇団とは違うので、
甘えまくってますが、勝手にガツは戦友だと思っております
今回の劇場は、
日暮里D倉庫でした。
ここだけの話、アタクシここ、
好きじゃなくて
だって、遠いんだもん。
でもやってみたら、驚くほど良い劇場
ロビーも広いし、楽屋も面白い作りでね。
今回は出ずっぱりなので、袖幕がありませんでした。なので余計に空間が広く感じます。さらに、D倉庫を素晴らしく利用した演出が
昼間の公演だとまだ明るい。
終わる頃には暗くなってたり。
夜公演だと、入る時も暗い。
これだけでも時間帯によって変わるんですよね。やってる方としても、カーテンコール終えて退場する時、「解放された感」がハンパなかったです
顔合わせから本番まで1ヶ月なかったんです。もっとみんなといたかったなぁ〜と、
終わってから感じております。
なぜか終わってからみんなの事が恋しい新しい仲間が出来た事が嬉しい
あ、勝手にね、仲間だと思ってるの
みんなも頑張ってるから、
アタクシも頑張る