こんちゃ、Amyです。


小説を書きつつも、またミミちゃんのような本も書きたいな、何がいいかな、何がいいかな、という模索をかれこれ随分してきました。


それで今日ふと、ひきこもっていた時のことや、元ひきこもりが思うことを書いてみようかなと思い付きました。


続くかは分からないけど、ぼちぼち綴ろうかと思います。


テーマ名の通り、「元ひきこもり」と言いつつ、今現在も「一応」社会で生きているような状態です。


10代からのひきこもり(たまーに外と関わるも即座に撃沈)から抜け出して、早3年と少し(たぶん)。


自分を初めて肯定できたのは25、6のとき。

その後、旦那さんと出会って人生で初めて心から人を好きになるということを知り。

無事に結婚して、1年と半年ほどです。


相変わらず仕事は続かないし(最長8ヶ月)、身内以外との人間関係は苦手照れ


前回のバイトをプイッと辞めてから、早10ヶ月ほど経過しました。


それらしいことを言って遊ばせてもらってたのですが、先日急に「あれ、来月の支払い足りねえ」ということに気付いて(ほんとにお前ってやつは)。


「イヤだーイヤだー働くくらいなら○んでやるーーーーオエーオエーオエーオエー


と数日散々騒ぎ立てた結果、みんなに慰めてもらって「なんて優しい世界なんだよだれ」と元気になって、先日バイト面接に行きました(相変わらず構ってちゃんがすぎる)。


きっと、いつでもシフトに入れるという部分にかなり寄り掛かって合格。


書類等の準備が整ったら勤務開始です赤ちゃんぴえん


今でも、余計なことを色々考えたり、なんでも先走って心配したり、1ヶ所しか見えなくてなんでも極端になってしまうところは変わっていません。


ただひきこもっていた時と違うのは、以前よりは周りの声がちゃんと耳に届くことです。


「落ち着いて」

「考えすぎないで」

「みんながいるよ」

「大丈夫?」


身内が掛けてくれる言葉に、きちんと反応ができる。

その場でなんでも素直に聞けているわけではないけれど、後から「確かにそうかもなあ」「こんなこと言ってくれてたなあ」と振り返ることもできる。


ひきこもっていた時は、これが出来ませんでした。

何を言われても「そうじゃない」「分かってくれない」「できっこない」と、否定的にしか捉えられず、拒絶していました。


私は今でも、些細なことでとても大きく動揺します。

客観的に見れば大したことはないと分かってはいても、心臓はドキドキ、不安の連想が止まらず「私にできるはずがない」と怖くてたまらない。


それはもう一生、付き合っていく性分なのかもしれません。


でも、それを自分が受け入ると、自分以上に、私のめんどくささを受け入れてくれる人と出会えました(旦那さん)。


元々出会っていた人に対しても「ずっと寄り添ってくれていたんだ」と気付いて、感謝できるようになりました。


「誰も私を分かってくれない」と抱え続けていた想いが「被害妄想だったんだ」と分かりました。


「運命の人」をテーマにしたミミちゃんの本でも、自分を受け入れることの大事さを繰り返し描いていますが、ひきこもりの話でもまったく一緒なんです。


自分と向き合うこと、受け入れることを人任せにせず、苦しくても怖くても、受け入れてみる。


すべてはそこからなんですよね。


自分を愛することを放棄すると、代わりにすべての愛情を人から貰うことで補わなければなりません。


すると、周囲への要求・期待が極端に高くなります。

何も言わなくても察して欲しい、私の望むように動いて欲しい、私を最優先してほしい。


自分では怖いこと・不安なことは何もせず、自分の気持ちに向き合うこともせず、相手にばかり「やってほしい! そうじゃない! どうしてやってくれないんだ!」と理不尽な怒りを持つようになります。


相手には相手の役目があります。

それは誰かに身を粉にして尽くすことではなく、自分自身を愛することです。


そして自分にも役目があります。

誰かからの愛情を渇望することではなく、自分で自分を愛することです。


そこを履き違えると、双方にとって苦しい関係が続きます。自分の心の穴は自分で埋めなければいけません。自分にしか埋めることはできません。


その時の怖さや不安を、サポートして貰うことはできます。でもあくまでもサポートであって、自分にとってかわって穴を埋めて貰うことはできません。


私は今も「普通の社会人」とは到底、名乗れないのです。


それでもやはり「ひきこもり」ではなくなったのです。


「Amyにはみんながいるから」という声が、ちゃんと心に届くようになったからです。

 

 

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