こんばんは
ご訪問ありがとうございます。
不育症検査で引っ掛かった、
抗リン脂質抗体で、移植時のヘパリン培養と、移植当日から1日2回のヘパリン自己注射が始まりました。
この抗リン脂質抗体症候群は、血栓ができやすく将来胎盤になる組織(絨毛)の発育が阻害され、流産や死産が起こるといわれているようです。ヘパリン培養・ヘパリン注射・バイアスピリン内服は、この原因による不育症に対する抗血栓療法の一つらしいです。
私は幸い流産などは経験していませんが、年齢的なものなどを含め、2回の移植陰性が続いた段階で、検査を勧めてもらい、結果に対処していただくことが出来ました。これは、ある意味とてもラッキーだったと思います。
ヘパリン注射開始時期に関しては、私が通うクリニックは移植時からでしたが、クリニックによっては陽性判定が出てから等、様々な情報もありました。
色々調べれば調べるほど、最初は不安でしたが、結局のところ私は素人なので、目の前のクリニック👨⚕の方針を信じて従うことが一番だと思いました。
ヘパリン注射は、持続効果時間が短いようで、必ず12時間おきに打つことを指定されます。人それぞの生活リズムによって何時に打つかは異なると思いますが、私の場合は、朝晩8:30で行いました。(自宅時々駅のトイレ、時々職場の更衣室など)
ヘパリンは、血液サラサラにする目的のため、しっかり押さえて止血しないとあざになってしまうことが多く、お腹があざだらけです
絆創膏が張り巡らされて、もう打つ場所がない状態同時に、エストラーナテープもあるので、下腹部はもう誰にも見せられません
最初は、あざだらけのお腹を見て、すごく落ち込むことがありましたが、今はしっかり止血することで最小限に留めることができるようになりました。
胎嚢確認時に、このヘパリンの副作用が出ていないか調べるという目的で再度血液検査を行いました。
ヘパリンの長期投与による副作用として、骨量の減少があげられるそうですが、一時的なものらしく、中止されれば回復するそうです。
また肝酵素の上昇や肝機能障害があり、一過性に肝酵素(AST/ALT)が上昇することがあるそうで、その値を確認です。
◆抗リン脂質抗体のLAおよびaCL-IgGの値
LA (7月)1.4 →(10月)1.3
aCL-IgG (7月)16 →(10月)19
ほぼ変わっておらず
◆抗酵素
AST(GOT) 43U/L (基準値10~40)
ALT(GPT) 54U/L(基準値6~40)
という基準値より値は高かったですが一過性であると言える範囲らしく、ヘパリンの量は減量せず、このまま継続となりました。
ブログを見ていても、なかなかヘパリンの情報が少なかったので、記録してみました
私のクリニックでは、15週までヘパリンが続きますので、まだしばらくのお付き合いです。
お読みいただきありがとうございます