先日、知らないにおばあさんに声をかけられました。


「お豆腐屋さん、どこかわかりますか?」



娘ちゃんの幼稚園のお迎えの帰り、せっせと自転車を漕いでいたら


知らないおばあさんに声をかけられましたϵ( 'Θ' )϶


「お豆腐やさん、どこかわかりますか?すぐそこの角を曲がったところにあったと思ったんだけど、ないみたいなのよ。


結婚して引っ越してから約7年住んでいますが、近所にお豆腐屋さんなんて聞いたことがありません。


「すみません、わからないです。」


おばあさん、「え?…あっちかしら?」


私はすぐに自転車を漕いでその場を離れることができませんでした。


おばあさんは、気温8℃の雨の中、

上着は薄いカーディガン1枚、中は薄いロンT、

傘もささず、

靴はなんと上履き(O_O)⁉︎ラバーシューズというのでしょうか?幼稚園や小学校の上履きそのものでした。

シルバーカーに色鉛筆と塗り絵セットを乗せていました。←雨なので、ややびしょ濡れ、、、


いやぁ、娘ちゃん寒いよなぁ。

今日は11:30までの幼稚園だったし、お腹も空いてるよなぁ。

一歳の双子弟達はおばあちゃまとお昼ごはん食べているから…


少し話をきいてみよう。


そう思い、おばあさんへ近づき自転車を停めました。


娘ちゃんもいたし危険?軽率だったかなと今になり少し怖いです。


私はおばあさんは迷子かなと思ったのです。

そして、この状況で放っておく自分、母、大人かでいたくなかったというのもあります。


娘ちゃんを自転車の後ろのカバーに入れたまま、おばあさんに話を聞くと


「お豆腐屋さんの近くに家がある。すぐ近くです。今日はお医者さまがきてくれたから、家を出てきた。お昼ご飯に誘われたから急いでいる。」


名前と住所を伺いましたが、住所は近所のものではなく、

カーディガンや上履きに連絡先もなかったので、

名前の他にわかるものがないかシルバーカーを確認させてもらいました。もちろんおばあさんに許可をもらって。


シルバーかーの中には、

インスタントコーヒーが2瓶とスティックシュガー、

メガネ、

たくさんの塗り絵セット

メモが書かれた銀行の封筒、

チューブタイプの塗り薬とお薬情報とおばあさんのお名前の紙、

アメ玉がいくつかバラバラに入っていました。


この時点で娘ちゃんはお腹が空いたのか、眠いのか、寒いのかぐずることもなく自転車のカバーのなかからおばあさんをじーっとみつめていました。


私は容姿と状況から施設から出てきてしまったのではないか?と考えていました。


自宅で上履きて履かないですよね?


どうしよう…近くをご家族や施設の方が探してくるかもしれないけれど、気づいていないかもしれない。

娘ちゃんもいるし、あまり時間もかけられない。

やはりおまわりさんに連絡が第一かな?


あまりよく考えず、スマホで119…

違う110番通報。

すぐに、事件ですか事故ですか?と男性の声。迷子と思われるおばあさんがいるのですが…と状況を説明。すぐに行きますので待機していてください。と終話。そこから…20分くらい?めっちゃ寒かった。


その間、おばあさんと話しをしながら、

娘ちゃんにあげられる食料はないかと自分の上着のポケットやサコッシュを探るが今日に限ってなにも入ってない!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

「ごめん、食べ物なんもないやε-(´∀`; )帰ったらあったかくて美味しいの食べようね!」


娘ちゃん「いいよー!ポテチたべたい♡」←(*゚∀゚*)笑

私「おっけ。ありがとね。」


「〇〇の里にいたんだけど、でてきちゃった。前にも警察がきて、車に乗ってくださいなんて言われちゃったのよー。」


( ゚д゚)!!!!


あれ、常習犯???!


とにかく施設の名前がわかったので、スマホで調べて問い合わせてみた。

そしたら、施設の方はおばあさんを探していたようで、


すぐにそこに行きます!


と言われて、それまた待機。


それまでにももう30分くらい経過していました。娘ちゃんはやはり不思議そうにおばあさんを見ていました。


通り過ぎのおじいさんが、おばあさんを見て突然


「あら、〇〇さんじゃないですか!もしかして、またでてきちゃった?」


おばあさんと私たちに声をかけて近づいてきました。

今日はこういう日か!?:(;゙゚'ω゚'):


その方はフルネームでおばあさんの名前を言っていて、施設のこともご存知のようでした。

その方がいうには

〇〇の里に入所していたが、併設されているべつの施設に移ったということでした。


あれ?〇〇の里の人、おばあさんのこと探しててこちらに向かってくれてるんですが?!!


私余計なことをしたのかも…

でも施設の方こっちまで来るって言ってたしどうすれば…( ;  ; ; )


そうこうしている間に、おまわりさん2名がパトカーで到着。

おばあさんに声をかけられてから約40分頃だと思います。


あらためて状況を説明し、

私の名前や住所、電話番号等話しました。身分証を何ももってきていなかったので(家の鍵とスマホと小銭とハンカチだけしかなかった)多めに聞かれたような気がしました( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


〇〇の里の方と連絡がとれてこちらへ向かっていること、


途中声をかけてきたおじいさん(自称前の施設の人)によると今は併設の別施設へ入所しているはずだということ…

なんだかややこしくなりました^^;


とにかくお巡りさんが来たので、ちょっと安心。。。


おばあさんは終始そわそわしていました。


声をかけられてから約45分。警察の方にあとはこちらで対応しますのでおかえり下さいと言われて、


よろしくお願いしますとお辞儀し、娘ちゃんはおばぁさんとお巡りさんにバイバイして、自転車で帰宅。

あ、ヘルメット被せてなかった(~_~;)逮捕


娘ちゃんのおひるごはんとご所望のポテチ(お利口だったから、ご褒美にごはん前に食べることを許可!(๑>◡<๑))をだして、

すぐにおばあちゃまの家へ双子を迎えにいきました。

2人はお昼ごはんに作ったワンタンうどん(炭水化物パレード(; ̄ェ ̄))を食べ、デザートにみかんもたべて絶好調!

自宅とおばあちゃまの家はドアtoドアで、すぐそこなのでいつも行き来しています!本当に感謝です。


おばあさんがあの後どうなったかはわかりませんが、とにかくあたたかい所へ帰れたことを願います。


娘ちゃんは、帰ってきた途端、弾丸トークで

焼きそばとポテチを頬張りながらおばあさんのことを話していました。

子供ながらに、警戒?と観察をしていたのでしょうか。


今回は危険がなくて良かったですが

子供をつれているとき、あのような場面にでくわしたらどうするか考えさせられました。


双子を連れていたら、大人しくはしていられないし素通りしていたかも…と思ってしまいます。


それでも、娘ちゃんに困っている人がいたら手を差し伸べることのできる姿をみせられたのかな?と少しだけ主人に誇らしげに話したら


俺には無理、と断罪(T_T)

しかも雨だし寒そうだったからレインコートを貸したと話したら、そのレインコートは捨てなさいと。。。エ

送り迎えの必需品なのに!傘さして子供4人つれてバギーに双子乗せて送り迎えするの大変なんだぞー(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾と言えませんでした笑

新しいパンツタイプのレインコートとレインパンツと軽くて長めのレインブーツもおねだりしちゃおーっと☺︎


というわけで、知らないおばあさんに声をかけられた話でした!

みなさん、こんな時どうしますか?賛否両論あるとおもいます。


今日もお疲れ様でございました。

おやすみなさい。

明日はもっと素敵な一日になりますように。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*