こんにちは
“ほほ絵美HUNT”で越生町へ
埼玉県内で唯一、伝統の越生渋うちわを作り続けている
「うちわ工房しまの」さんをご紹介しました
5代目の島野博行さん
江戸時代から作られていたという越生の渋うちわは
軸を直線にした特長的な形から丈夫でしっかりと風を起こすことができ
和紙に柿渋を塗ることで水や虫に強いため
かまどの火に風を送ったり、鮨飯を冷ましたり・・・
台所などでよく使われていたそうです
こ~んなに大きなうちわもありました
ご主人は「越生うちわのファンを増やしたい」とおっしゃっていて
伝統を守りながらも、時代に合わせて様々な工夫をされています
例えば、お祝いで子供の写真を入れてほしいという要望に応えたり
カラフルな手ぬぐいを貼ってカジュアルなうちわを作ったり・・・
その工夫のひとつが・・・
うちわ作り体験
私の作品です
ご主人が摘んできてくれた越生の夏の押し花と、
折り紙で、カニとカエルとウメを小さくあしらってみました
テーマは、“夏の越生”だったのですが
越生と言ったら梅は外せないと、一部季節が混合してしまいました(笑)
(越生は、関東三大梅林に数えられる越生梅林が有名な場所です)
自分で手を掛けたうちわってすごぉく愛おしい
末永く、大切に使わせていただきます
島野さんの工房では、7月末頃まで越生うちわの企画展を行っていて
その場で購入することもできます
また、城西大学の水田美術館でも今月4日~7月6日まで越生うちわの展示会が行われます
是非、伝統の優しい風を感じてみてください
島野さん、越生町役場の皆様、ありがとうございました
smile