日本より世界で名を知られた
ヴァイオリニスト
若林暢(のぶ)さん (1958〜2016)
没後1年を経て
リリースされたCDが2枚
クラシックチャート1位、2位の
売り上げを記録している
作曲者の想いを
演奏で再現することに腐心
決まったオーケストラや
音楽事務所には、ついぞ所属しなかった
1986年
ニューヨーク国際芸術家コンクール
第1位を皮切りに
アメリカ、ヨーロッパなどで活躍
1996年、38歳のとき帰国
阪神大震災の惨状に心を痛め
チャリティコンサートを開催
両親の介護の合間を縫って
後進の育成と
チャリティコンサートなどに尽力
自らは癌に侵され
余命宣告を受けながらも、
最期まで舞台に立ち
彼女はいつしか
「魂のヴァイオリニスト」
と呼ばれていた
彼女の遺志を継ぐ、若林暢音楽財団が
この度、東北大学の
通称「萩ホール」で
若林暢さんとかつて共演した
ウィーンフィルハーモニー楽団の
メンバー4人で
チャリティコンサートを兼ねた
追悼コンサートを開催
(株)朝日新聞仙台中央販売が主催して
↑あっ、なんか新聞のほう、
付け足しみたいに
なっちゃった
行けて良かった
聴けて良かった
…私は何も知らなかったんです
そんな方がいたなんてこと
会場には大きな花束が
ピアノの椅子の上に置かれ
傍に、若林暢さんの
大きなパネルが
☆萩ホールではありません。拾い画像です
その大きな黒い瞳で
今もこの世界を見つめているのだろう
たとえ志半ばで逝ったとしても
その気高い心と音楽性は
多くの人を動かし続ける
今回は東日本大震災遺児の為の
あしなが基金
働き手を亡くした家庭の子が
誰にも気兼ね無く
教育を受けられますように
大切な人を喪っただけでなく
未来まで失うなんてことのないように
CDのお買い上げも寄付になります
よろしければ、どうぞ
☆財団の回し者ではｱﾘﾏｾﾝ〜
☆題字は、親交のあった さだまさし
今日は、さだまさしの
♪「セロ弾きのゴーシュ」
サン・サーンスの「白鳥」が
モチーフの1つ、
チェロ(セロ)を遺して逝った
愛しい人を想う
哀しくも、優しい曲です
「セロ弾きのゴーシュ」
この童話を書いた、宮沢賢治も
博愛の精神に溢れた人でした
私はそこまで崇高で極端な精神には
ついて行けないのだけども
宮沢賢治には、好きな作品が
いくつかあります
「かわいそう」っていう感情は
優越感、なんだって聞いて
凹んだことがある…ﾍﾀﾚﾃﾞｽｶﾗ...
でもそれでもいいですよね
確実に誰かの何かの役に立つなら(･Θ･;)
