母とうまくいかなかったトキ。 | 片岡 恵美子 「旅と仕事と人生と」

片岡 恵美子 「旅と仕事と人生と」

41歳171cm. based in Japan ⇔Paris
起業11年目。
ダイエットアドバイザーで
起業し、養成講座を作り、
全国海外へ展開。
その後、起業コンサルを
メインに活動。
現在はコミュニティ運営。
6歳娘のバイリンガル育児中。

先日、なんとなく打ち明けて
みたくて書いてみたこちら
http://ameblo.jp/emicocoa3/entry-12126863898.html


予想以上の反響がありました。

母娘問題って、年齢関係ないと
思うのです。
40代でも50代でも、
悩んでる方、周りにはおります。

私は、特にこの2~3年が、
いちばんのピーク、つまり
シンドさ130%ってかんじ
でしたから。笑

ちょうど、起業し始めたころに、
この問題とも向き合うかんじ
でした。





私は、一人っ子で
何一つ不自由なく育ちました。

欲しいものを、買ってもらえなくて、
悲しい思いをしたとか、
たぶんナイかな。
お小遣いをもらったことがなく、
いつでも欲しい時にもらえる
制度でした。笑
おっきなガマ口があって、
その中にいつもお金が
入っていて、必要なときに
取っていいというスタンス。


だから、お金に困ったことが
なかった。

逆にお金に困ったのが、
起業し始めてからかな。

どう困ったかというと、
稼がなくちゃという考えが
先行して、そして、それが
焦りとなり、空回りするとこも
始めのころはあった。


なぜなら、
母の監視がすごかったから。

なにがスゴイかって、
私は起業初期はセミナーを
コンスタントにやっていました。
平均月2、多い時は5回くらい。

すると、毎度聞いてくるわけ。
今日は何人来たのかとか、
いくらになったとか。

しかも、それを母のノートに
書いてて…苦笑


なんか、ほんとーに、
嫌だったな。
まさに監視されてる感じで、
例え大人数集まっても、
褒めることは一切なし。

常に、なにか一言文句が
あったから。笑


だから、振り返ると、
起業初期は私は母に
認めてもらいたいキモチで
仕事を、していたのだと
思う。
そして、褒めてほしかったんだよね。

売り上げを誇らしくいっても、
なにひとつイイコトもなく、
挙句の果てには、
こんな仕事は続くわけない、
とか、みんな世の中生活するだけ
でも大変なのに。とか、
もう言うことすべてが
ザ否定。なの。苦笑


ここに、張り合ってたから、
もう苦しくて苦しくて。

なんとしてでも、もっと
成果を出して、お母さんに。
という思いが強くあった。




でも、段々あきらめが
ついてきた。

キッカケは、自分の怒りを
認めたことから。


相当、私は母に怒って
いたのにも関わらず、
その感情をずっとみないで
いた。

つまり、自分の中で
勝手にいいふうに解釈して、
いい人ぶってたから。


怒ってるけど、
お母さんだって悪気が
あって言ってないし、
ムカつくけど、私のために
いろいろやってくれてきたし。
とか、なんか本来の感情に
蓋して、ウソだらけの
私でいた。

だから、このとき許可したの。

怒っていい!って。

だって、ムカつくものは、
ムカつくもん。


直接母に怒りをぶつけるとか
ではなく、勝手にワタシひとりで
その感情を感じまくったんです。
ぶつけたところで、母からの
否定や文句が逆にヒートアップする
のは目に見えていたので。
とにかく接点を極力、少なく
するだけで精一杯。

そして、
誰にも遠慮せず、
とにかくめいいっぱい。
怒りを感じてました。


不思議なことに、感じると、
その今までの思いの重さが
段々と軽くなるわけで。


そうすると、ワタシ自身が
私に正直になる。
いや、なれた。


すると、なんかもう
人のことに干渉するのは、
いーやってなる。
↑嫌悪感示しながらも、
結局は常に母に干渉されつつ、
ワタシも母に干渉していたわけ
だからね。苦笑



バイクと車が好きな父。
当時の父の愛車の前にて。笑




人のことより、自分だなって、
自然となる。


そうすると、
もう、母に対抗する
キモチもないし、
自分を許せると、母も、
許せる。
うーん、許すというか、
そこに執着しなくなるから、
正直どうでもよくなる。笑

小言を言ってきても、
特にそれでブレたり、
反抗したり、
嫌な思いはしなくなる。

分かりやすくいえば、
もう、私には関係ないしー!
ってかんじ。笑

お気楽モードですね。


と、この1年半くらいを
振り返ってみたけど、
やっぱり、しっかりと
母との関係に向き合って
良かったと思う。

いまなお、そのままだったら、
こんなにうまく人生運べて
ないし、パートナーにも
出会わなかったし、
こんなに人生オモシロく
ないと思う。

常に奥底には母になにか
言われるのではないかと、
ビクビクしていたり、
なんか不安が至るところに
あったり。


先日の記事にも書いたけど、
特に自分で仕事をしている
人は、イマイチ仕事が
スムーズにいかなかったり、
パートナーシップが良好で
なかったり、といった
ことがあるのなら、それは
きっとサイン。


見直す時ですよー。
ということ。


ヒントってどこにでも
転がってる。
でも、このヒントを
素直に受け取れる人と、
そうでない人がいる。


素直な人は、
変わるのも早い。
あと、ここにはプライド
云々は、いらないよ。笑


認めたら、負けだ。
とか、ないから。笑


仕事をうまく進めていくためにも、
そして、自分の人生を
生きやすく、心地よく、
たのしいものにしていくためにも、
気づいたら、見直す必要、
あるんじゃないかな。


ビジネスだけのことだけでなく、
やはり親との関係も
みていくことで、
一気に悩みが解決すること、
あると思うのです。

やはり、トータルで考えた方が、
断然、幸福度は上がるわけだし。

多岐に渡ってこちらでも
話していきます。
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