■しめじとほうれん草の煮浸しを作りました。 | 桃兎の部屋

■しめじとほうれん草の煮浸しを作りました。

ほうれん草としめじの煮浸しUP
秋になると、食卓にきのこ類が欲しくなります。 家の定番の煮浸しには、水菜とお揚げとか小松菜とたぐり湯葉、などがありますが、ここはやはりきのこの出番ということで。 ぶなしめじとほうれん草を合わせることにしました。

まず、ほうれん草。 たっぷりのお湯で色よく茹でますが、決して茹ですぎず、食感を楽しめるくらいがおすすめです。 冷水に取り、完全に熱がとれたらきっちりと絞って3~4cmほどに切ります。 いつもの鰹と昆布の合わせだしに塩、みりんと少々のお醤油で味を調えます。 ほうれん草に含まれる水気の分、心持ち濃いめに。 そこに根元を切って分けたしめじを入れ、ひと煮立ちさせ、そのまま冷まします。 冷めたところにほうれん草を加えてできあがり。 冷蔵庫で二日くらいは大丈夫ですし、少し時間を置いた方が味が馴染んでおいしくなるので、早めに作っておくといいでしょう♪


しめじとほうれん草の煮浸し
今日は藤塚さんのお友達、亀岡在住の作家平野寅和さんの粉引の五寸鉢に盛りつけました。 細かい貫入がいい表情の器に、ほうれん草の緑が映えます。
平野さんの器は七月の「■暑いので、水飯にしました。」でも使っています。 水飯の具を載せた二尺の細長い織部がそれ。 平野さんの手になる陶器は、どれも大きさに関わらず卓の中心になってしまう存在感があり、無骨さと繊細さが同居した不思議な魅力を湛えています。


しめじの味と香りが秋を感じさせるこの煮浸し、何かもうひと品欲しい時に、いかがですか?