ジルちゃんを迎えた日、私はジルちゃんを迎えたばかりなのに焦っていた
『はい
いますよ
ただ、今日お一人電話がきてお母様に動画を送って皆で見て決めたいと言っているのでその返事が来てからでもいいですか
』
『今日ですか
まだ返事が来ていなくて‥でも写真とか動画見なくていいんですか
』
『そうですか
とりあえずその方が先に連絡くださったので聞いてみますね』
『聞いたらまだ家族で決まらないのでもし欲しい方がいたら譲ってくれていいとの事なのでいいですよ
』
『いいですがこちらは山で道も険しいし夜は迷うかもなので明るいときのほうがいいと思いますよ
明日ならこちらから連れていきましょうか
』
『皆、山に捨てるのよね
私はこの地区の猫のボランティアしているんだけどここら辺は白い猫ばかりでモカちゃんは車のボンネットに潜り込んでいてようやく捕まえて本当は家で飼うつもりで名前もつけたんだけど先住猫と相性が悪くて今も隔離してるの』
『あのね、この子をずっとモカと呼んでいたから出来たらそのままモカと名付けてくれるかな
』
次は2人にしようと決めていたから‥‥またジルちゃんを1人にしたくなかった。
ジルちゃんを連れて家に帰ってきたらもう18時頃だった。
いつも行動力がないのにその時の私は自分でもビックリするくらい今日中にもう1人連れてこなきゃ
何故私はあの時あんなに急いでいたかな
どうしよう‥‥そうだ
新聞に『猫もらってください』の欄があったな‥毎日ではないけどその日は載っていた。そこには写真はなく3ヶ月の男の子、白色と書かれていた‥私は迷いなくすぐに電話した
私『すみません、新聞を見たのですが、まだ猫ちゃんいますか
いたら見に行きたいのですが
』
私『そうなんですね
返事はいつくらいでしょうか
私、今日じゃなきゃダメで』
今考えたら、そんなに焦る私を変に思っただろうな
私『いいです
どんな子でも見た目じゃないので私は見なくていいです』
しばらくして電話が
私『今から行ってもいいですか
』
私『今日じゃなきゃダメで、今から行きます』
迎えたばかりのジルちゃんを置いてすぐに出発しナビを頼りに行きました
もう暗かったけど途中分からなくて電話をし家に入れて話を聞いてくれキャリーケースに入ったモカちゃん
小さくてコロコロしてて可愛くて
私の急いでいた事情も理解してくださり話していたら旦那様がお餅を焼いてくださったり有り難かったです
でも家にはジルちゃんがいるのでその事を伝えLINEを交換して、モカちゃんお気に入りのおもちゃ、沢山のごはんを‥‥そしてわさび農家をしているからとワサビの詰め合わせもくださりまた会う約束をして帰ってきました
私『もちろんです
』
モカちゃんのこの顔が好き
こんなに小さかったね
家族になってくれてありがとう




