私は学校の成績は良かったけど、いわゆる優等生とは違った。
髪の毛が茶色かったり、ピアスを開けていたり、煙草を吸っているような不良の子と一緒に過ごすことが多かった。
学校以外ではそんなに一緒にいなかったけど、
不良っぽい子はクラスに友達がいなくて居場所を探していたし、
私は誰とでも話せるけど、女子の群れというか…
周りに合わせたり、井戸端会議みたいなのが好きじゃなかったから。
だけど、
私は苦労を知らないし、成績の悪い人達の気持ちもわからない。
共感出来ないのがもどかしい時があり、次第に落ちこぼれに憧れるようになった。
それから、高校に進学した私は、
一流の大学に進学さえすれば親から文句は言われないと思ったので、勉強するのをやめた。
しばらくして、
丸が1個しかない、100点満点中の3点を取った!
初めての体験に、私はすごく気分が良かった😚
出来ない人の気持ちを味わえたから。
これで、色んな人と話がしやすくなると思った。
でも、親の期待を背負っていたし、
落ちこぼれの期間は短くて、また大学進学に向けて勉強したんだけどね。
失敗もさせてもらえないくらい先回りされ、
何不自由なく育ててもらった。
でも、その一方で私は苦労に憧れた。
だから、私にとって
出来ない=ダメじゃない。