こんにちは、えみです。
本当の私は、本当に情けない女なんです。
家では居場所なんて何もないです。
外では「かっこいい女性」に見えていたと思います。
銀行で働いて。
FPの資格も持っていて。
後輩から相談されることもありました。
仕事で困ったことがあれば、
「えみさん、ちょっといいですか?」
そう声をかけてもらえる。
分からないことを聞かれたら答える。
トラブルがあったら冷静に対応する。
後輩が落ち込んでいたら、
「大丈夫だよ。」なんて励ましたりもする。
ちゃんとしている。
仕事ができる。
しっかりしている。
そんなふうに思われることが、
少し嬉しくもありました。
でも、家に帰ると
夫に怯える事しかできない、情けない女ですから。
玄関を開ける。
夫がリビングにいる。
その瞬間、
まず顔を見るんです。
今日は機嫌がいいかな。
疲れてるかな。
何か怒ってるかな。
そんなことばかり。
夕飯を出して。
何か気に入らないことがあると、
夫が小さくため息をつく。
「はぁ……。」
たった、それだけ。
でも私は、
そのため息一つで小さくなりました。
何か悪かったかな。
私、何かしたかな。
ご飯、気に入らなかったかな。
またお金のこと言われるかな。
会社では、
後輩に「大丈夫だよ」なんて言っている私が。
家では、夫のため息一つにビクビクしていました。
会社では頼られる先輩。
家では夫の顔色を伺いビクつく女。
なんて情けないんだろう。
何度も思いました。
職場の人が、
家での私を見たらどう思うんだろう。
FPなのに家計はギリギリで。
3,000円の服を買うのにも悩んで。
スーパーではおつとめ品を探して。
夫に何か言われても、言い返せない。
そんな私を見たら。
「えみさんって、そんなんだったんだ。」
って、がっかりされるんだろう。幻滅されるよなぁ。
そんなことまで考えていました。
だから私は、
会社ではますます「ちゃんとした私」でいようとしました。
弱音を吐かない。
仕事はきちんとやる。
困っている人がいたら助ける。
笑っている。
大丈夫な顔をする。
そうすればするほど、
家に帰った時の自分が、もっと嫌いになりました。
本当の私は、
かっこいい女なんかじゃない。
情けないことばかりだ。
夫に言い返せない自分も。
お金のことでビクビクしている自分も。
欲しいものを我慢している自分も。
それなのに外では、
何も問題がないようなできた女の顔をしている自分も。
大っ嫌い。こんな自分。なんでこんな人生になっちゃったんだろう。
何より嫌だったのは、
会社ではあんなに色々なことを
自分で決められるのに
どうして私は、
自分の人生になると
何も決められないんだろう。
仕事ができないわけじゃない。
知識がないわけでもない。
働いていないわけでもない。
それなのに、なぜか自分の人生には自信がない。
当時の私は、
その理由がずっと分かりませんでした。
もっと強くなればいいのかな。
もっと稼げばいいのかな。
もっとちゃんとすればいいのかな。
ずっとそう思っていました。
でも。
私に足りなかったものは、そこじゃなかったんです。
このことに気づいてから、
私は初めて、自分の人生と、お金と働き方を違う角度から見るようになりました。
自信なんて何もない。情けなくて、
本当に消えてしまいたいくらい自分が嫌い。
それは、あなたに能力がないからでも、弱いからでもなかったんです。
その答えがここにはありました。