はじめまして、エミです。
今日からこのブログを始めるにあたって、私がどうしても忘れられない、
そして今でも思い出すと胸が締め付けられる「ある1日の話」をさせてください。
少し前まで、私はずっと夫に認めてもらう事に全てをかけていました。
洋服も化粧も夫の好みに合わせて、
夫に相応しい妻になろうと必死でした。
ただそれだけのために、
子どもを育てながら必死に勉強して銀行員になり、
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格まで取りました。
会社では評価もされました。
家庭もあって、はたから見たら、順風満帆だったんだろうな。
でも、現実は失敗ばかりで、家では夫に責められてばかりでした。
あの日は、朝からずっと息苦しい1日でした。
保育園へ子どもを送り届け、銀行の窓口で1日中、笑顔でお客さまの資産運用の相談に対応していました。
頭の片隅にはずっと、「今月の我が家のクレカ引き落とし、足りるかな…」という不安が張り付いていました。
夕方、クタクタの体で保育園に滑り込み、
子どもを自転車の後ろに乗せてスーパーへ。
真っ先に向かうのは、30%OFFのシールが貼られたお肉のコーナーです。
会社の人に見つからないように、そっと商品を手に取り、そそくさとスーパーを後にしました。
「FPのくせに、何やってるんだろう私…」 心の中で惨めさがじわじわと広がってくる感情を、今でも鮮明に覚えています。
帰宅後、急いで夕食を作りました。
夜9時。
カチャリと玄関の鍵が開く音がして、夫の帰宅。
機嫌が良いか悪いか、足音やドアの閉め方で分かる。
子どもがやっと寝静まった深夜。
意を決して、大赤字が続く家計簿を夫の前に差し出しました。
「あのね、今月もちょっと厳しくて。少し相談したいんだけど…」
夫はスマホを見ていた目をゆっくりと上げ、家計簿に目を落とすと、冷たく大きなため息をつきました。
そして、こう言ったんです。
「FPのくせに、うちの家計は大赤字なんだね。お前には何か出来る事ってあるの?」
呆れたような、見下すような夫の目。
何も言えなくて、
テーブルの下で静かに拳を握りしめた。
必死に努力して、資格まで取ったのに。
「銀行員なんだから」「FPなんだから」と自分を追い込んで、
スーパーでおつとめ品ばかり探して、外食も旅行も全部我慢して、
挙げ句の果てには
家計は大赤字で、夫には呆れられる始末。
夫に合わせ続けて、認めてほしくて必死だっただけなのに。
結果はいつも空回り。
結局冷たく突き放されて、
家にも社会にも私の居場所なんてどこにもないんだ。
と暗いリビングで1人、涙が止まりませんでした。
すべてを諦めかけていました。
そんな絶望の中にいた私が、どうやって自分の人生と居場所を取り戻し、ちょっとだけ人生楽しくなれたのか。
このブログでは、そんな私の不器用で格好悪いリアルな日常と、
そこからの変化を飾らずにつづっていこうと思います。
「自分の居場所なんてどこにもない」
そんな苦しみを抱えている1人の女性へ。
私の痛みが届き、少しでも心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
これから、どうぞよろしくお願いします。