今日の夕暮れ、その人は名古屋にある大きな病院の敷地内にある
ベンチに座っていました。
目があまりよくない私は、なんとなく白くボゥッとしているその姿を見て、
「白のホームレスか・・・」などと考えながら通りすぎようとしました。
よくよく見ると、頭には麦藁帽子、髪は透き通るように真っ白で、
腰のあたりまで無造作に垂れ下がっていました。
まさに風貌は仙人。
しかし傍らには、コンビニで買ったと思われる、お弁当とお茶。
どうやら、これからそよ風に吹かれながら、夕食を摂るところだったようです。
男か女か・・・確かめてやろうと思いながら、斜め後ろからチラチラと
様子を伺っていましたが(←既に私が怪しい)、髪が顔の横まで
垂れ下がっていて見えません。
服装から推測しようと見てみても、おばあさんでもおじいさんでも着れそうな、
白い肌シャツ。に、これまた白いモモヒキ(みたいなの)。
せめて男か女かだけでも確かめておきたいところでしたが、
私の方が不審者になりかけていたので、今日のところはあきらめました。
日曜日から苦しめられている胃腸風邪のせいで、
頭がボーッとして幻を見たのか、
はたまた私に何かを告げに仙人が降臨してきたのか・・・
どちらでもいいので、仙人のお力で私の内臓に居座る
胃腸風邪の病原菌を追い払ってください。











