犬が寝ているときに足がピクピク動くのはなぜ？
犬が寝ている時に、足がピクピクと動く姿を見たことがある飼い主さんもいるのではないでしょうか。
まるで夢の中で走ったり遊んだりしているかのように見えるその動き、実際には何が起こっているのでしょうか。
特に高齢の犬の場合、健康面で心配になることもあるかもしれませんが、ほとんどの場合は心配する必要はないようです。
寝ている姿をふとみた時に、
まるで歩いている時のようなリズム感で、
寝ているのに足がぴくぴく動いているではないかと気がつき！
今回は、この足のピクピクの原因や関連する睡眠メカニズムについて詳しく探ってみました！
それは犬が夢を見ている証拠
犬にも夢を見る時間がある
犬の睡眠は、いくつかの段階を経ており、人間と同様に「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りの状態があります。このレム睡眠中に脳が活発に活動しており、犬は夢を見ているとされています。
このとき、犬の体は完全にリラックスしていますが、脳内では走ったり、遊んだりといった夢を体験しているため、それに合わせて足が動くことがあるそうです。
特に若い犬や高齢犬では、このレム睡眠の間に体がピクピクと動くことが多く見られるようです。
飼い主としては、犬が夢の中で楽しい時間を過ごしていると考えると少し安心でした。
ピクピクと痙攣の違い
犬の足がピクピク動くことは正常な範囲の動作ですが、痙攣（けいれん）とは異なるものです。
痙攣の場合、犬は意識がなく、不規則な激しい動きが続くことがあり、これは通常、何らかの健康問題のサインです。例えば、てんかんやその他の神経系の障害が考えられます。
もし、犬が目を覚ました後にふらついたり、混乱した様子を見せたりする場合は、すぐに獣医に相談することが必要。
一方で、レム睡眠中のピクピクはあくまで一時的で、意識が戻れば通常の状態に戻ることがほとんどです。
この記事を執筆している筆者の犬も高齢ですが、そこまで頻繁に足がピクピク動くまではなく、混乱した様子もなく特にふらつきや食欲不振などの急激な変化といった他の症状も見られないため、今は安心しています。
高齢犬の睡眠と健康管理
高齢犬の場合、睡眠の質が変化することがあるようでこれは加齢による自然な変化なのだそう。
そして高齢犬の体は、若い頃と比べて多くのエネルギーを消費するため、長時間の睡眠が必要。
ピクピクとした動きを見かけたとしても、そして痙攣の様な感じではなく、足踏みの様な感じなので、そこまで心配しすぎる必要はないと。
ただし、犬の体調に変化が見られた場合は注意が必要。
高齢犬は特に関節や筋肉のトラブルが起こりやすく、寝ている間に体を支える筋力が低下している可能性もあり。
定期的な健康チェックで犬が健康的な生活を送れるようサポートしてあげましょう。
まとめ
犬が寝ているときに足がピクピク動くのは、若い犬や高齢犬ではレム睡眠の間にこうした動きが見られることがよくあるようで、多くの場合、夢を見ている証拠であり、特に心配する必要はないようです。
しかし、もしこの動きが頻繁に続いたり、他の異常な症状が見られた場合は、獣医に相談することをおすすめします。
高齢犬にとっては、質の高い睡眠と適切な健康管理が大切ですので快適な睡眠をとるためにも、静かで安心できる環境を整えてあげたいものですね！