ゆ:お疲れ様です。

 遅れてしまい申し訳ありません。

 もうすぐ着きます。



仕事が終わって

直人さんから伝えられた

お店に向かう


ここで合ってる?かな?

LINEを送ると、すぐに返信がきた



直 : お疲れ様! 場所分かった?

 いちばん奥の個室ね!



中に入ると、暖かい雰囲気で

それだけで気持ちが和む


店内をキョロキョロしながら

個室へ向かった




直「あ、お疲れ様〜っ」


ゆ「お疲れ様です。

 すいません、遅くなってしまって…」


直「いーよ、いーよ 笑

 そこ座って?

 あ、何飲む? とりあえずビール?

 ビール苦手? 甘い系がいい?

 サワーとかにする?」


ゆ「え? あっ

 フフ 笑

 せかしますね 笑

 じゃあ、ビールでお願いします。」




ふざけてるのか、真面目なのか

そんな直人さんに

不思議とすごく癒された





直「では、お疲れ様〜」

ゆ「お疲れ様です。」




軽くグラスを当てて乾杯をすると

ニコッと笑う直人さん

その笑顔に

またもやほっこりしてしまう


不思議…




直「で、どお?

 ウチでやっていけそう? 笑」


ゆ「はいっ  

 直人さんはもちろんですけど、

 皆さん良い人ばかりですし

 雰囲気も良くて…

 大変な事もありますけど、

 凄く楽しいです。」


直「おーっ

 それは、嬉しいね♪

 うちのスタッフ、

 話しやすさと人柄だけはマジで

 俺の自慢だからね 笑

 個々の仕事スキルも勿論高いけど

 やっぱり人間性をね、俺は見ちゃうのよ!

 秋山さんも、スキルは勿論だけど

 一生懸命なのがさ、こうさ、

 こっちに凄く伝わって来るからね。

 だから、採用して良かったなぁ〜

 って思ってるよ。」


ゆ「ありがとうございます//」


直「まあ、秋山さんが少しでも

 働きやすい環境であってくれたら

 俺も嬉しいからさ。。

 あ、これじゃ贔屓してるみたいか!笑

 みんながね、みんなが働きやすい環境ね 笑」


ゆ「フフ🤭

 でも、本当に毎日楽しいです!

 毎日たくさん新しい発見があるし

 自然と笑って働ける…


 わたし、最近良く思うんですけど

 前の職場で、あまり

 笑えてなかったなぁ…って。

 こんな風に笑えてたら、今とは

 少し違う事してたのかなぁ…とか。」


直「…そっか。

 その… 前の職場で何かあった?

 あー、はじめにも言ったけど

 無理には聞かないけどね 笑

 言いたくなければ言わなくていいから。」


ゆ「んー…

 色々ありましたね… 笑

 でも、まあ…

 簡潔に言うと、人間関係です。」


直「えっ?」


ゆ「そんな驚きます? 笑」


直「あっ ごめん!

 ちょっと意外だったから…

 うちの雰囲気にもすぐ溶け込んでたし…」


ゆ「コミュニケーションが苦手とか

 そうゆうタイプではないんで… 笑

 何だろ…

 人の醜い面? ちょっと言い方悪いかも

 しれないですけど…

 そうゆう、人間の裏の部分とゆうか

 闇の部分? を直接感じちゃって…

 悔しいけど、辞めるしかなくて… 笑」


直「なるほどね…

 酷いこと…  された?」


ゆ「酷い… んー…

 酷いのかな? 

 酷いとゆうか、自分的には

 へー… って感じでした 笑

 絶対いつか痛い目見るぞっ! って。」


直「ハハッ 笑

 そっかそっか!


 詳しい事は分からないけどさっ

 いつか必ず

 そんなんどうでも良くなるくらい

 いい事が沢山あるからさ

 秋山さんのやりたいように

 生きたいように

 やってくのが一番いいよっ 笑」


ゆ「わたし、この会社に入る時に

 1からやり直して

 絶対にいつか見返してやるっ!って

 決めたんです。

 

 ちゃんと、成果出して

 直人さんにも認めてもらえるように

 精進して参ります! 笑」


直「うん! 良い心意気! 笑

 応援するよーーっ

 だけど、俺は厳しいからね? 笑

 覚悟してね? 笑」


ゆ「はい! 笑」



そう言って

お互いにグラスを掲げて

もう一度乾杯をした



疲れが溜まってたのもあってか

いつもより少し

お酒が回るのが早い気がしたけど

それも何故か心地よかった




この、会社に入って

良かったな…



上司が、この人で

本当に良かった…



安心して、仕事に取り組める…