臣があたしを好き?
全然気づかなかった
花「待って! あたし、あの、、」
臣「今すぐじゃなくていいから。
返事とか 全然待つから!
ただ、伝えたくて。。
俺の気持ち知って欲しかったんだ。」
差し出した手も引っ込めず
頭を下げたままの臣
あたしはその手をとって言った
花「じゃあ 友達から
始めてみますか?
先輩後輩から 友達になってみる?」
どうしちゃったんだろ?
自分でも驚くくらい
ぱっと浮かんだのがこの答え
臣「お願いします!
友達から!
でも、いつか絶対恋人に!! 笑」
臣は顔を上げると
満面の笑みでそう言った
ドキッ//
その顔がびっくりするくらい
凄くカッコ良かった
花「あっ! でもお店にいる間は
先輩後輩だからねっ!!」
臣「了解です! 残り少ないけど
頑張って働きます!!」
花「よろしい! 笑
もうこの辺でいいよ?
そこのコンビニ寄って帰るから♪」
臣「だーめ! ちゃんと送るから!
何かあったら萌さんに殺されちゃうし」
花「ふふっ 笑
ありがとう♡」
いつからそんなふうに
あたしを見てくれてたんだろ
てゆーか、友達からって
どんな感じなのかなぁ
自分から言ったのに
よく分からないや//
何か色々考えてたら
隣を歩く臣を急に意識しちゃって
恥ずかしくなってきた。。
臣「花さんさぁー、いつも
この道ひとりで帰ってんの?
ちょっと暗くない?」
花「えっ!? あー、雨の日とか
ちょっと怖いかも 笑
早歩きするよ 笑
競歩並みにね♪」
臣「ブッ 笑
想像するとかなりウケるね 笑」
花「走ると疲れるから、
競歩がちょうどいーの! 笑」
臣「じゃ、これからは俺が送ってあげる!
俺が店辞めた後も出来る限り
一緒に帰れないかな?」
花「いやいや。 時間とか無理あるでしょ?
悪いし、別に平気だから。
今まで平気だったし 笑」
臣「いーの! じゃないと友達から
先になかなか進まないしね〜 笑」
花「じゃあ、時間合う時は
お願いしようかな?」
臣「よっしゃ! じゃ明日からね♡」
花「いや、あんた明日お休みですよ 笑」
臣「 終わる頃に待ってる!」
何か押されてんな あたし
グイグイくるな 笑
ちょっと可愛いかも 笑
花「分かったよ〜」
明日から一緒に帰る?送る?
約束をして 臣とバイバイした