＊ Unity of Being①
２０１１年３月１１日。
ちょっとだけ、
自分がその日に感じてたことを書きます。
その日、通常通り仕事をしていました。
地震だな・・と思ったけれど
さほど気にすることもなく
段々と強い揺れになり、
スタッフと「これ、どうしよう・・？」と
不安ながら話していました。
すると、ガラス越しに目の前の道路では車が止まり、
道路の向かいのビルは揺れていて
人が外に出てきている。
自分たちも出たほうがいいのか
留まったほうがいいのか悩みました。
しばらくすると揺れは止まり、
何がおきたのか徐々に知ることに。
パソコンを見るとインターネット回線は止まっていて
携帯も繋がりにくい状態。
まっさきに電話をしてきてくれていた
地元の友達の電話はそのとき気付かず、
かけなおしても繋がらない。
とりあえず実家（栃木です）が無事かどうか確認したく
会社の電話も使わせてもらい、
携帯と固定電話で親へリダイヤル。
少したつと、母の携帯に繋がり
どうやら家の中はいろんなものが倒れて
大変になってしまったけれど、
両親ともケガもなく無事とのことで一安心しました。
携帯の情報から、
震源地や震度が分かり交通情報も
分かってきてはいたけれど
まだ実感がわきませんでした。
夕方くらいから、
早退しているオフィスの方々がぞろぞろと（ヘルメットを被った方も多く）
早退しているオフィスの方々がぞろぞろと（ヘルメットを被った方も多く）
歩いていっている。
帰宅していいよという声がかかり、
私達も歩いて帰ることにしました。
今になって思うのが、
このときに生徒さんがいなくて良かったということ。
遠方から来てくださる方も多く
近くにホテルをとっている場合もよくあります。
近郊の方でも、
交通機関が麻痺していては大変だったでしょう。
運よく、私もスタッフも時間はかかっても歩いて帰るのには
問題ない距離に住んでいたのですが
徐々に増える帰宅する人々。
なんとも不思議な帰宅路になりました。
歩きながらすっかり夜になり、
父と母の携帯に交互にかけていたら
父の携帯にすぐ繋がって停電してるけど問題ないとのこと。
寒いからこたつに湯たんぽいれていると。
お母さんは？と聞いたら
「カップ麺つくってて忙しいけど何かある？って言ってる」
との返答で、
あぁ、うちは平和だ・・ほっとしました(笑)
その後に友人などにもかけてみたけど全く繋がらず、
この日にちゃんと電話がに
できたのは両親だけで、
振り返るとそれも不思議なことでした。
自分のことになってしまいますが
東北が大変な被害だったとわかってはいたものの、
各ニュースで栃木や茨城の情報が
ほぼ出ていなかったことでどんな状態なのか分からず
やきもきしていたのを覚えています。
そんな中、
東京より明らかに被害は大きいのに私のことを気にかけて
メールしてきてくれた地元の友達の優しさに、
本当に感動していました。
友人たちからの情報では、
場所によって停電や断水はあるものの
無事に変わりないことに安心し
その日は近くに住んでいた友人のところで
ご飯を一緒に食べようとお声かけいただいて
近所にいるお友達のありがたさにまた感謝。
余談ですが、私の部屋は少し物が動いていたけれど、
特に変わった変化もなく
また、会社のフラワーエッセンスたちも
１本も倒れることがなかったのでさすが・・と思ったものです。
１本も倒れることがなかったのでさすが・・と思ったものです。
その日から、何をしたらいいのか・何ができるのか・
でもどうしていいか分からない..という
想いを抱えていたのは私だけではなかったようで
数年後、
嬉しい繋がりから東北での癒しボランティアの
お声かけをいただきました。
花カードを通して話してくださった方々の気持ちを
言葉にするのは難しいけれど、
ただただ
優しくもあり
強くもあり
寂しくもあり
暖かい気持ちをずっと抱えているということ。
過去も今も未来もずっと共にあるということ。
フラワーエッセンスを使ったボランティアをするといった
機会を与えてもらえたことにただただ感謝しています。
②へつづく・・