不登校の子は、頑張っていない。
嫌なことから逃げているだけ。
そんなふうに思われることがあります。
でも、本当にそうなのかな…
私には、不登校の息子がいます。
息子が学校に行かなくなってから、私もいろいろなことを考えました。
「もう少し頑張れないのかな」
そう思ったこともあります。
家にいる息子を見て、ため息が出てしまう日もあります。
そんなある日、息子の机を片づけていたら、昔のテストや作文、ノートが出てきました。
40点のテスト。
2行だけ書かれた作文。
書きかけのノート。
どれも、息子が不登校になる前のものです。
決して、よくできているとは言えないかもしれません。
でも、息子は学校に行っていた頃、真面目に勉強に取り組んでいたんですよね。
私は、そのことを改めて考えました。
学校に行っていた頃、息子がどんな気持ちで過ごしていたのか。
勉強が分からなくて困ったこともあったと思う。
人間関係で疲れることもあったかもしれない。
私には分からないことも、たくさんあったのだと思います。
それでも、学校に行っていた。
そして、今は学校に行けなくなった。
その姿だけを見て、頑張っていないと言えるのかな。
もちろん、不登校になる理由は子どもによって違います。
みんなが同じ理由で学校に行けなくなるわけではありません。
それでも、学校に行っていないというだけで、その子が何も頑張っていないとは言えないと思うんです。
学校に行くことを頑張っている子がいます。
教室に入ることを頑張っている子もいます。
勉強や友達との関係に悩みながら、毎日学校に通っている子もいると思います。
そして、学校に行くことが難しくなった子にも、周りからは見えない事情があるかもしれません。
不登校だから頑張っていない。
学校に行けるのに行かないだけ。
そう決めつける前に、その子がどんな思いでいるのか、少しでも考えてみてほしいです。
私も、息子のことをすべて分かっているわけではありません。
今でも、どうしたらいいのか分からなくなることがあります。
だからこそ、学校に行っていないという事実だけで、息子の頑張りまで否定したくない。
不登校の子が、みんな同じように頑張っていると言いたいわけではありません。
ただ、学校に行けていないからといって、頑張っていないと決めつけないでほしい。
私は、そう思っています。
不登校の子を見て、頑張っていないと思ってしまうこと、ありませんか?