会社を辞める決断をし報告した。

夫は「うん」。と一言だけだったけど、安堵した表情を浮かべ、笑顔だった。

友人達(大勢いるわけではないが)
皆、「妥当な判断、家族第一」って言ってくれた。
 


会社はさまざまだった。
「そんなの悲しい。一緒に行こうよ」と言ってくれるスタッフ。同じ部署のスタッフだけかと思いきや、あまり話したことのない人や、この人とは合わないなあ。なんて思ってたスタッフからも言われたりして、、、

泣いてくれた人もいた。


後輩に泣かれた時は「ありがとう」って気持ちになって、私のために泣いてくれる子達が可愛くて仕方なくなった。


引き止め、泣いてくれたスタッフは他にもいた。

過去の上司や、先輩方々。そしても同年代のスタッフだ。

28年いれば、そのスタッフ達の入社した20代から50代近くまでの人生を見てきたし、色々な苦難を一緒に乗り越え、成功して一緒に喜んだことも、たくさんあった。


その人、その人との思い出が蘇る。泣きながら、引き留めがかかると、辞めると決断した後でも心が揺れた。



それでも、私の夫ファーストは変わらない。