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注意過去に書いた非公開の記事を
2020年2月に公開しはじめたものです。
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わたしのこと、なんだろうなぁ。




妊婦さんをみて、苦しくなることがある。


(特に)小さい子連れの家族をみて
息がつまる事がある。


周りの何気ない妊娠についての話題に
勝手に傷つく。


経験してないと分かるわけない気持ちだけど
身近な人にはわかってほしい。
分かってもらえないと悲しくなる。








不妊治療の中で
傷ついたことたくさんあるけど
そのうちのひとつを



今日も似たことがあって
いい機会なので綴っておこうと思います。

素直な気持ちを書くと決めたから、
汚い醜い自分を公表したくはないけど
ちゃんと書くぞバイキンくん







大きな心で読んでいただいたら幸いです。




親戚や友人がどんどん妊娠していく中、
私はゴールの見えない妊活を4年ほど
続けてきました。

生理が来るまで、
今度こそ、と期待しては
生理が来て落胆すること約50回。


最初の1年半くらいは
ちょっと生理が遅れるたびに
フライングチェックしてみたり
そわそわしてみたりしてました。

そのうち、
もう出来ないんじゃないか、と思ったり
妊娠した自分がまるで想像できなくなりました。

このまま
子どもができないかもしれない不安で
いっぱいでした。(これは今も進行形スライム)



そんな中、
親戚の集まりでした。


所謂妊娠適齢期の女性が5人。
全員、5歳未満の子どもが1人以上います。

全員が私の不妊治療をしていることを
知っていますが
集まるたび、

「悪阻のコレが辛かった、
あれを経験するくらいなら次はいらない、
私の時はこうだった。」

毎回そんな話オンリー。


お腹の中の赤ちゃんのため、
生まれて来る赤ちゃんのため、
頑張れるということ。
次はいらない、と選択ができること。



どちらも
わたしには、したくても出来ない。




そのうちの1人に
私の話を聞いて欲しくて
治療で服用する薬の副作用もしんどくて…
と話し始めると


妊娠して悪阻経験したら
ちょっとくらい体調悪いのとか平気になるよ!笑

と話の出だしで笑いとばされ
終わりました。



悔しくて、自分が惨めで、辛くて、
その後、何日も引きずって泣いてました。




自分の中で消化しきれない気持ち。
誰かに聞いてほしくて
SOSを出したつもりだったけど、、


私には
「悪阻の方がしんどいから!」
にしか聞こえなかった。

これがまさに不妊様の考え方なんだろうな。笑


でもこれが本当のわたしの気持ち。





ゴールの見えない、
結果が得られるかも分からない、
精神的、身体的、金銭的に辛い治療を
続けていくこと。


度重なる通院、
薬、注射の副作用、
仕事との両立、
夫婦間の関係の維持、
周りからの期待や偏見。

どこが一番辛いと感じるかは
人それぞれだと思います。




不妊治療をしていると知っていても
それらに対して全てフォローをするのは
かなり難しいことだとわかってます。



でもきっと世の中には
身近な人が治療していることを知って
接し方に困っている人も多いはずです。



もしそういった方がいるのであれば、



治療されている方が触れるまで
極力妊娠の話には触れず、
自分から話始めたら聞いてあげてほしいです。


ただそれだけで救われます。


もうほんと贅沢なお願いだな。
自分で書いてて
何様なんだ。って感じです。

不妊様ですよね。笑





だけど6組に1組は
不妊に悩んでる夫婦がいる時代です。


周りにいる確率高いんです。
1人目に限らず、2人目不妊だってあります。
 

SOSを出す頃には
こころはもうボロボロの人もいるんです。


どうか
大きな心で迎えてください。
お願いします。





辛かったことを書きましたが
笑って済ませた同人物が
不妊の私のためにと
してくれたこともたくさんあります


サプリやルイボスティーを買ってきてくれたり
不妊治療で妊娠した友達に話を聞いてくれたり


本来、私のことを応援してくれてるって
わかってるんです。
だからその言葉に
私を傷つけるつもりがなかったことも。


たまたま出た一言に
ただただ敏感なんですよね。



めんどくさいでしょ、不妊様笑い泣き



周りに気を遣わせまくりなの
自分でもわかるんですけどね、
余裕がまるでないんです。


でも子どもがほしいという
気持ちが強いほどこういう気持ちから
逃げられないんです。
自分が嫌になる程。



ただ敏感だからこそ考えて選んでくれた
言葉と行動もちゃんと分かります。

さりげないことでも
今、気を遣ってくれたんだなって。




まだまだ理解が薄い
不妊治療のその内側。


こんな小さなブログで
誰か1人の胸にでも届けばと
書きました。


何年越しでもいいから
1人でも多くの方に
読んでいただきたいです。


汚い一面かつ、読みにくくてすみません。


読んでくださった方、
ありがとうございました猫あたま