2021年1月20日にたった8歳5ヶ月の短い命で


旅立ってしまったきなこ。


あれからもう3年も経ってしまいました。



当時は、自分たちの選択した治療や


色んなことに迷いがあったので


ひどく後悔して落ち込んだり


1週間ぐらい食事も喉を通らないぐらいの


きなこロスになってました。


四十九日過ぎるまでは


なかなか立ち直れなかった気がします。





家の中もガランとして、


夫婦2人きりってこんなに静かだったっけ?って


感じでした。



毎日張り合いはないし、


仕事から帰ってくる途中


車の中で涙が止まらなかったり


全然散らからなくなった部屋だったり


いつもきなこが居た場所にすぐ視線がいってしまったり


きなこはいないのに「きなちゃん、ただいま」


と言いそうになったり。



休日にはどこも行かないし、


きなこの物も買わないので


買い物に行くのも激減、


増えるのはため息ばかり…って


毎日を送ってました。




ほんとにきなこ中心で生活が回っていたので


びっくりするぐらい


やる事がなくなっちゃってて。



お寺さんには


「あまり悲しむときなこちゃんが心配するから」


と言われたりしたけど


私はあの時、しっかり悲しんで涙を流して


良かったと思っています。



そして一緒に涙してくれた


家族や身内やご近所さん。


きなこを荼毘に付す前にかけつけてくれた


犬友たち。


当時はみんなに支えられて


そして時間と共に立ち直れた気がします。



最初はこんな悲しい思いをするなら


犬はもう飼わないと思ったこともあったけど


結局、犬のいない生活が


考えられなくなってました。




レネがいなくなった後のことは


まだわからないけど


自分が空っぽにならないように


しておかなきゃなとは思ってます。




今日は雨の中、お参りにいってきました。