第85回 東京箱根間往復大学駅伝競走。


二日間終わりました。



総合優勝 東洋大学 (初優勝)



67回の出場を誇る東洋大学ですが、最高位は3位。


東洋の新しい歴史を築いてくれました。


往路の5区の柏原選手の活躍は、箱根路を大きく盛り上げてくれましたが、

復路の5人のメンバーも、素晴らしい走りをしてくれました。


見事、復路優勝もしました。 完全優勝です。


いつかはこういう日が来る・・と信じていたEMIですが、

もうね、涙なくしては今大会は語れません。


「駅伝どうだった?」って聞かれたら、絶対涙出ちゃうな。



6区の富永くんは、去年は遅れてしまった山下りを上手に降りてきました。

区間順位こそ12位だったけど、早稲田からいい位置でつないでくれました。

すごく冷静なレース展開だったと感じたな。山を来年も下りて欲しいな~。


7区の坂くんは、襷をもらった時点では、早稲田との差は18秒差だったけど、

途中50秒台の差になりましたね。

でも後半、1キロ3分ペースに戻してきて、早稲田との差は12秒。

しかも、安定感のある走りで、区間賞。


8区の千葉くんは、早稲田に追いつき、途中併走。 16キロ過ぎからの坂から突き放し、

見事48秒差をつけてトップで中継所を通過。区間2位の快走でした。


9区の大津くんは、頼れる2年生。あたしの地元の中学&高校出身なので、

注目していつも応援してるんだけど、区間2位の素晴らしい走りでした。

一時は、早稲田に7秒差までつめられたけど、そこから冷静に対処しペースアップ。

最後は、1分28秒の差をつけてくれました。


10区の高見くんは、優しさであふれた選手って感じです。襷もらう時の笑顔が印象的だった。

インタビューにもあったけど「みんなが走ってる姿をテレビで見て泣きそうだった」って言ってた。



最終的には、20秒台まで差は詰められたけど、大きく崩れることなく、

安定感のある走りをした東洋大学は、ほんとに素晴らしかった。


大事な一ヶ月前に練習が出来ず、大変だったと思うけど、

その逆境をチャンスに変えて、みんなの気持ちを一つにした証だと思う。


選手みんなが「感謝の気持ち」そして「走れる幸せ」を感じながら、

箱根路を走ってたのが、すごく伝わってきた。


怪物ルーキーといわれている柏原くんの走りは、もちろんのことですが、

その流れを受け継ぎ、復路のメンバーも力を発揮できたことが、

復路優勝にもつながったんだと思います。



あたしの人生においても、画期的な出来事となりました。

今年の箱根は、一生忘れないよ。



今回は、控えに回った、キャプテン大西一輝くんや、寮長の市川くんの笑顔も大手町で見れて、

素晴らしい箱根路だったなぁ~と思います。




優勝パレード、やって欲しいなぁ・・。


やったら、絶対行くからね!!


本当におめでとう。   そして、あたしも頑張ります。



東洋以外では・・かお



城西大学の8区での途中棄権。ちゃんとテレビ中継して欲しかった。 

中継所に収容されてるシーンは映ったけど、いきなり「棄権」の情報にビックリしたよ。


繰上げ襷をかけて走った城西の9区伊藤くんは、なんと区間賞の走りでした。

たった一人1時間10分台の記録でした。 順位はつかないけど立派でした。


来年につながる走りだったよね。


あとは、復路スタート時点では厳しい位置にいた、大東文化大学の4位は嬉しい!

久しぶりのシード権獲得に、ラスト興奮しちゃいました。


また43年ぶりのシード権獲得の明治大学をはじめ、学連選抜も区間2位の快走で総合9位

その甲斐あって、来年は予選会からの出場校が、11校ですね。


王者駒澤大学の13位は、衝撃的でした。まさかのシード権とれず。

でも、どんなに強い大学でも、そういう時期もある。 


早稲田も、ずっとシード落ちしていた時期があったし、東洋は8年前は本戦にも出れなかった。


駒澤は、絶対強くなって戻ってくる。

今年の箱根駅伝予選会は、かなり激戦になりそうだ。


あと、初出場の上武大学が襷をしっかりつなげたことが嬉しかった。

芦ノ湖スタート時に、早稲田の渡辺監督と、上武の花田監督の談笑シーンが映ったけど、

二人の歴史を感じながら、なんか素敵だなぁ~って思えました。


青山学院大学の箱根路復活も印象的だったな。襷が最後までつながってよかった。

順位に関係なく、部員が笑顔で10区を迎えていた。感動したな。


2009年は、最高に素敵なものをいただきました。


あたしも、辛くなったら今日の駅伝のビデオをこっそり見ながら、

頑張っていこうと心に決めました!


あたしのお正月も、今日で終わり。


明日から、頑張るぞ(* ̄0 ̄)/