「役員」聞くだけで蕁麻疹案件ショボーン

子供が小学生の頃はPTA役員や

学級委員、子供会役員

住んでいる地域には自治会役員や

管理組合役員


必要はてなマーク

必要なのだろう…

きっと必要なんだろう


実家では十年に一度、役が回ってくる

誰からも言われたわけではないが

順番通りにいくと来期が当たる年と

思われる


あれはてなマーク前回の当たり年は母は

どうしていたのかなとふと思った

前回は単純計算で今から約十年前になる


思い出したびっくりマーク

母が気にしていて


「身体がしんどいからって言って

今回は役を誰かに変わってもらおうと

思う。元気になったら必ずしますって

言おうと思う」


としきりに私に言っていた時期が

あった


この頃、母は既に間質性肺炎に

罹っている

認知症は診断はまだ受けていないが

物忘れの症状は出始めていた


身体がしんどいのは本当だったし

母はこの頃、既に自分の記憶力に

何となく不安や違和感があったん

だろうな


この頃の私は母に対して

同じ事を言う事が増えたなと思って

いたかもしれないが

母は気楽な一人生活を送っていると

信じて疑わなかった


今思えば真面目で責任感のある母

だから、

役員を断ること自体が重たい事柄

だったと思う


「不安やから今回は断ろうと思う」

何度も私に言っていたこの時

私は母に寄り添う事をしなかった


十年後の現在の母を予測できていたら

「私が変わりに言っておくから

気にしなくていいよ」と言って

あげられた


きっと母は「ありがとう。お母さんが

自分で言います」と言っていたかも

しれない


約二十年前の前々回の当たり年は

母は元気過ぎた

役の担当を決めるくじ引きで

母は運悪く「会長」を引いた

注意この頃父は存命しているが

飲んだくれでなんの役にも立たない


いきなり皆の前で会長から一言

と言われたらしく


「お母さんびっくりして何を言ったか

覚えてないけど一生懸命話したら

皆が驚いて褒めてくれた」

と言って喜んでいた泣くうさぎ


その一年間は母は忙しく会長を

全うしていた

同じ役員の方と密に連絡をとって

すぐに仲良くなっていた


結局、前回の当たり年の十年前は

後日、母に

「役員の件、どうなったん❓️」

と聞くと

別の方が変わって引き受けてくれた

と言っていた気がする


さて。来期は…

週のほとんどが不在の実家

これ以上考えるのは止めておこう笑ううさぎ