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続きです。
受験生にとってとても大切な夏休みに入りました。
4年生のときと比べ、圧倒的に授業時間が増えた夏期講習。
厳しい暑さに負けず、日能研まで通い勉強をし、帰宅してからも復習と次の日の予習を欠かさずやりました。
夏期講習テストは3回。
いずれも頑張りに見合った結果でした。
「夏頑張った結果は秋にでる」
どこかで聞いたこの言葉だけを信じて、長女は頑張りました。
もちろん、頑張っているのはうちだけではない。それは十分わかっている。
だから焦るのだ。
追いつかれる。
抜かされる。
置いていかれる。
いつもそんな不安がつきまとっていた理由はおそらく、
私が長女を信じていなかったから
だと思います。
最初に書きましたが、
長女は入塾前、勉強は得意とは言えなかったのです。
つまり、
「地頭の良い子が勉強を本気でやりだしたら、長女は必ず抜かされる」
そんな不安が、この時も今もずっと消えないのです。
それでも、夏にあれだけ頑張ったのだから、秋以後も真面目にコツコツやれば順調にいくだろうと思う気持ちもありました。
9月の公開模試。
偏差値54。
現状維持で安心しました。
10月の公開模試。
偏差値45。
なぜ?夏の疲れが出たのかも。
そうだ、風邪気味だった。体調が優れなかったのよ。
11月の公開模試。
偏差値45。
…どうして?
「3回続いたら、それが今の実力。3回続かなければ大丈夫」
そんな根拠もない言葉を、どこから拾ってきたのか、この時の私は自分に言い聞かせていました。
長女は、はたから見ると落ち込んでいる様子はないけれど、きっと気にしている。
長女には「大丈夫。テストとの相性が合わなかっただけだよ。テストの振り返りでも、解き筋は悪くないし、なんてったって今日まで毎日頑張ってるんだから大丈夫!」
というようなことを話した気がします。
いや、自分に言い聞かせていたのかもしれない。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます
続きます