閲覧ありがとうございます
前回の続きです。
私や夫に中学受験の知識や経験はないながら、夏休みが受験生にとって大切な時期であるということは意識していました。
このときはまだ4年生だったので、夏期講習をしっかり受けて、家庭での復習にも力を入れましたが、今思えばまだまだ余裕がありました。
夏休みが明け、後期に入り、育成テストの4科目評価は7〜8を取れるようになり、成績が上がってきたことに安心しました。
この時期の公開模試は、偏差値40〜45をさまよい、上がっているような変わらないような感じでしたが、中学受験という厳しい世界で簡単に偏差値が上がるわけがないと思っていました。
でも、
長女は明るい子で、学校ではあまり上手くいかないことが多いですが、塾は大好きで、授業もお友達に会えることもとても楽しみにしていて、色々な事を話してくれました。
「◯◯ちゃんは(成績優良の)ノートもらってたよ!」
「◯◯ちゃんは偏差値が△なんだって!(春頃は同じくらいの偏差値だと聞いていた)」
長女はこれらの話を、まるで自分のことのように嬉しそうに話すのです。
「楽しく塾に通っていて良かった」
「友達のすごいところを喜べるなんてすごいな」
100%そんな風に受け止めていない私がいました。
長女は素直が故の幼さがあります。
勉強はまだまだ一人では出来ない。でも、日能研に通い始めた日から、成績を上げたい、ノートをもらいたいと、親バカだとは思いますが一所懸命頑張っていました。
面談や保護者会で教えていただいたように家庭での復習をしたり、テストの振り返りをしたり、手探りではありましたが、私も出来る限りフォローをし、長女は毎日頑張っていました。
この時、おそらく、おそらくですが、勉強時間や内容に関しては、長女は塾の4年生の中でもかなり頑張っていたと思います。
それでも「うちだけ」偏差値が上がらない
「育成はあがってきている。大丈夫、このあとあがる。必ずあがる。」
私は自分に、必死で言い聞かせていました。
続きます