昨日と今日は本当に疲れた

疲れきった。


泣き疲れた






あんなに毎日

「イノちゃんあったかくね」

って挨拶のように交わしていたのに。


保冷剤と氷を代えていた今日


あったかくて可愛いイノアはもうひんやりして動かない。


みんなの事大好きだから

リビングのあったかいお部屋に今も一緒にいて。


ふわふわで寝かせていたら

こみちちゃんが

「ねぇ起きなよ」っておててでイノアをちょんちょんして。


イノアのお耳を優しく毛繕いしてあげて


動かないイノアに

「どうしたの?」

「心配だよ」ってそぶりで、首の後ろ噛んで持ち上げて移動させてあげようとする姿に


「イノアもう亡くなっちゃったんだよ」って教えてあげると、もっと涙が出た。






「頑張る今をやめない」


やめない

やめないってずっと頑張ってくれていたイノア。



痛いの怠いの全部は取ってあげられなかったけど

保護当時よりうんと良く

快適に過ごせたとは思う。


最初がしんどすぎたから

普通の辛いしんどいを通りすぎてたから

イノアは心地良くさえも感じていたと思う


それほど状態はひどかった





だけどさ

やっぱりあんまりだと思う。



これからだったんだ

あんなに酷い状態で不安の中

あんな場所でひとりぼっちで。


ニンゲンの寿命の時間に換算したら

イノアは何年、何十年辛かったんだろう


うんちだって出せなかったんだよ

苦しくて嘔吐ばかりして

異食もしてたイノア




最初は威嚇してシャーしてパンチして


それが

撫でるとゴロゴロ鳴らしてくれて

甘える仲間の姿をみると

自分も甘えたくて

でも、甘えていいのかわからなくて。


戸惑いながらもクネクネすりすりしながら

ぎこちなくちょっと変な動きしながらも


わたしの手にも甘えにきてくれた。



























「死なないで」

「死んじゃダメだよ!!」

ってすぐにお名前つけた。





「イノア」って沢山お名前呼んだ。



いつからか

イノアも沢山お名前呼んでくれるようになった。


「こみちちゃん」

「トラちゃん」

「ミルさん」


「ちゃづさん」

「ひゃくねぇちゃん」


「くまこちゃん」

「ぴーちゃん」







「おかぁさん」


って。






出来ることは全部してあげられた

その日の出来ること全部。



なのに死んじゃダメだったのに

だから死んじゃダメだったのに


死んじゃう意味がわからない


毎日まいにち幸せ重ねて

もっと幸せになれたのに


悔しくて

悲しくて

ごめんねで苦しくて




ありがとうの中には

沢山のごめんねでいっぱいです







イノア

助けてあげられなくてごめんね


出会ってくれてありがとう。

頑張ってくれてありがとう。




本当にごめんね


毎日大好きで愛おしすぎたよ。

ゆるゆる低空飛行でもいいから

もっともっと生きてほしかった



明日11時20分

可愛いイノアはお空へ還ります





イノアと過ごせた158日

イノアと共に生きた158日


ずっとずっと忘れないからね。


イノアありがとう

どうか安らかに。