期待と不安が入り混じった、昨日の妊婦健診2回目。
残念ながら一人流産という悲しい結果になってしまった。
辛いけれど、忘れないためにも全て記録しておきたい。
「一人目は…良いくらいの大きさだね。週数くらい。
二人目は…少し小さいけれど、まぁ大丈夫でしょう。
三人目は…あぁ、心臓も止まっちゃってるし大きさも明らかに他の二人より小さいしダメになっちゃってるね。
前回の健診の数日後くらいに成長が止まったんでしょう。
流産しちゃったけれどそのまま子宮の中に吸収されていきますから。
トリプレットにはよくある事なんです。
初期の流産は赤ちゃん側の問題がほとんどだから、お母さんが何かしたからとかではないので、あまり気にされないようにして下さいね」
そう話す先生に、どこか心構えをしていた冷静な自分、看護の知識や過去の流産のことが蘇り受け止めるしかないと思っている自分がいて、想像以上に落ち着いて話を聞くことができていた。
でも先生がカルテを入力している間、カバンについている三つ子ちゃんのマタニティマークを眺めているうちになんとも言えない気持ちになり、悲しい感情が襲ってきた。
「お腹の中でちゃんと育ててあげられなくてごめんね…」
溢れてくる涙を必死に堪えた。
高齢だし品胎だからリスクが高いのは承知していたけれど、それでも悲しい。
一人だけじゃなく、二人、もしかしたら全員流産してしまうかもしれないという気持ちが次々と襲ってくる。
その後HTLV-1やB肝の陽性反応について、再検査や精密検査の話をされていたが、ボーっとしてしまいあまり頭に入ってこなかった。
健診後にホームセンターに行き、その間に学校から帰宅した長女から電話があった。
お父さんと一緒に健診に行ってその帰りだという事を伝えると「いいなぁ私も行きたかった」と言われたから、
「今日は来なくてよかったよ。悲しい結果になっちゃったから…」と赤ちゃんの一人が流産になった話をすると、電話口で大声で泣きだしてしまった。
私も辛いけれど、家族もみんな辛いんだよね。
長女が泣いてくれて、私の心を代弁してくれたようで、救われた気持ちになった。
琴線に触れ、その時初めて涙が出てきた。
帰宅すると「残念だったね…。お母さんの方が辛いのに泣いちゃってごめんね」と何度も背中をさすってくれた。
「私はいつもお母さんの近くにいるからね」と、辛いだろうにニッコリ笑顔で微笑みかけてくれた。
ため息をつく度に「大丈夫?無理しないで、ためこまないでね」と近寄って気にかけてくれた。
長女は私よりずっと大人だと感じた。
改めて世界でたった一つの大切な宝物だと思った。
家族全員楽しみにしていただけに、とても残念で、辛く、悲しい出来事。
他の二人がいるし、前を向かないといけないのはわかっているけれど、せめて今日だけは落ち込ませてくださいと神様にお願いする。
無事に妊娠して、無事に出産して、無事に大きく成長することは、大袈裟なんかではなくやはり奇跡なんだと思う。
長女のこれまでの無事の成長に、心から感謝の気持ちでいっぱい。
健康で、無事に大きく成長してくれてありがとう。
子どもたちが安心して大きくなっていけるよう、母として一生守っていく覚悟を新たにした一日だった。



