コモンズSEEDCap応援先の親子の未来を支える会
代表理事 林伸彦さんとコモンズPOIT応援先の
日本知的障害者水泳連盟、日本視覚障害者柔道連盟
一堂にてzoom会議が2020年12月18日に行われ
YouTubeにおいて公開されました。⇩




動画1時間7分辺りからのダウン症水泳についてのお話し
日本知的障害者水泳連盟 会長 佐野和夫 様より

『ダウン症の選手達が、知的障害者水泳の中に分類として入る事に国際的に決まりまして〜我々も引き受けなければならない。今コーチ陣達も勉強をしている所です。』

これは私達がずっとずっとずっと願っていた事
この事が実現したら
ダウン症のある選手がパラリンピックに出場できる日が
来るかもしれないのです。

こんな嬉しい事はありません。


現在、知的障害者水泳のクラスは
S14という1つのクラスしかありません。

ダウン症は知的障害だけではなく
身体にも低緊張という筋肉が弱い特徴があります。

ですが現在では、そのS14の知的障害者の
一つのクラスに入っており、知的に障害が
あっても身体はピンピンに元気な選手と
闘わなければならないダウン症のある
スイマーはとても不利なのが現状です。


世界ではダウン症の身体に合わせた
タイム基準がありますので
日本でもダウン症のタイム基準を作って頂き
たくさんのダウン症ある選手の活躍の場
育成できる環境を作ってほしいと切に願います。

知的障害者の日本選手権に出場できる
タイム資格を取得するのは
ダウン症スイマーはとても大変な事です。

100mの種目競技になると
参加できる選手は
とても少ないのが現状です。

また、ダウン症のあるスイマーが
日本選手権に出場するチャンスを得られる
公式の大会が少ない為に、昨年
2019年7月に日本国内では初めての
ダウン症クラスが設けられた
26回 中部障がい者水泳選手権大会 

公式の大会という事もあり

全国から多くのダウン症スイマーが

参加していました。


50m自由形では25人もの

ダウン症スイマーが一例に並ぶスタート台は

日本のダウン症水泳の歴史的瞬間

でもあったと思います。






左) 村井海人 (カイト) 
200m 背泳ぎ D2  優勝
100m 背泳ぎ   D2  優勝
50m 背泳ぎ D2   優勝

この大会でのダウン症クラス成功は
本当にありがたい事でありました。



長きに渡る知的障害者水泳の中に分類として
S14のクラスにプラス、ダウン症クラスができたら
嬉しい事です。


現在ダウン症の世界大会も延期
国内での大会も今シーズンは全て中止。

ダウン症の世界大会もコロナな影響により
延期、延期、延期と落ちる報告ばかりの中

現在は毎日の様に泳ぐ場所もあり
泳げている私達ではありますが
モチベーションを保つ事が難しく
少々、私は疲れ気味。

そんな中、この様な嬉しい情報は
やる気が蘇ります!

まだ具体的にどの大会でどの様にダウン症クラスが
設立されてくるのかわかりませんが
いよいよ日本のダウン症水泳が
一歩前進した事は間違いありません。

これは個人的な願いでありますが
東京パラの次
🇫🇷フランスのパラリンピックに
ダウン症クラスが出来るように
心から願う私達であります。