カイトが生まれた時は、本当に小さく弱々しく 
ミルクも吸えない程でした。
そんなカイトがこんなにも逞しく成長したのは
水泳というスポーツに出会ったからだと思います。


今では週に一日は2人で自主練をして、もうカイトは速く
私は全くついていけませんが、楽しく泳いでいます。

カイトは生後4日目にして低鎖肛の手術もしており
14歳頃迄、寝る時にはおむつをして寝ていました。
ちょうど中2の今のリオの歳でおむつをしていた
と考えると、少し驚きます。

水泳は二男のリオが0歳からベビースイミングを
はじめて、カイトは毎週、私かパパとで観覧席で
見学をして弟のスイミングを観ているだけ。

それからか…今でもそうですが🛀
お風呂が好きで一日に何回もお風呂に入るので
当時はお風呂のお湯を浅く入れて、お湯遊びばかり
をよくしていました。

それからリオが選手コースまである  
スイミングスクールに変更したそのクラブに
障害者クラスがあり
お水が好きだから健康のためにはじめよう!
と、カイトが11歳の時に水泳をはじめたのでした。

ただその後、滲出性中耳炎にかかり
2度の手術をくり繰り返してはまたダメ
結局3度の手術、
本当に水泳をやめなくてはならない…
という時期もありました。


ですが水泳を休む事を進めない耳鼻科の先生
そしてコーチに巡り合ったために
水泳をやめる選択にはなりませんでした。
でもこれはきっと珍しい事。
おそらくあの症状だと水泳を休んで下さい。
2度も3度も手術をしたら…普通はやめる。
という選択をする方が殆どだと思います。

でもバンドや耳栓を取り寄せてくれる耳鼻科の先生
そして、そのバンドを更に守るようにと
シリコンキャップを買ってきてくれるコーチ。

耳にガムな様な耳栓👂それを押さえる
大きなイヤーバンンディット、さらに
シリコンキャップ、絶対に耳に水が入らない様にして
数年は片耳聞こえない状態で泳いでいました。
 

それでもいつもプールから上がってくるカイトの顔は
いーい顔をして出てくるのです!

そんな顔をみると…"やめる"
という気持ちになる事は ありませんでした。

これは今考えると…
周りの方のサポートがあってのことだと
今更ですが、改めて感謝したいと思います。



👂今は完治していますが、3度の手術を経験
したので、今でも耳は絶対に出したりせず
当時からのアリーナの柔らかいシリコンキャップ
で10年近く愛用し続けて泳いでいます。


その長年に渡りカイトの耳を守ってくれていた
同種類のシリコンキャップに
日の丸🇯🇵が2016年付いてイタリア🇮🇹で泳ぎました。
これには本当に感動しました。涙

2018年7月も、カイトの耳をずっとずっと
守ってくれているシリコンキャップをかぶり
世界ダウン症水泳選手権カナダ大会に
出場させて頂きます。
精一杯頑張ります。

継続は力なりとなります様に
🙏
健康をキープ
お空の父に向かって手をあわせました。

アリーナのスタッフの皆様、いつも本当に
ありがとうございます。
m(__)m m(__)m