先日、京都へ新幹線行って参りました!
本法寺、妙顕寺、智積院、養源院、三十三間堂、京都国立博物館‥と、京都に詳しい義母の案内で効率よく、たくさんの国宝や文化財に触れることができました。梅の花も見頃を迎えていましたよ~



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能登から上洛した等伯が本法寺で暮らしていた際にお世話になった本法寺の住職、日堯上人の肖像画や、佛涅槃図(修復中とのことで、レプリカではありましたが‥)、松に秋草図、楓図、そして等伯の息子の久蔵が描いた桜図も観ることができました!一度の旅行で、こんなにも等伯作品に触れられるとは‥私にとってご褒美のような時間でしたちょうど直木賞受賞作の安部龍太郎「等伯」も読み進めていたところで(面白いですよ~)、本の内容とリンクさせながら鑑賞できたこともあり、楽しさ倍増


等伯の描き出す緻密な線は繊細さと強さが両立していて、絵と対峙するとそこに秘められたあらゆる感情が訴えてくるんです。人への想いや、迷い、哀しさ、ときに自信、遊び心。絵を絵で終わらせない、そんな人としての深みを感じさせてくれる絵師です。



さて。
母の趣味に付き合ってくれた2歳男児。
なんと妙顕寺の四海唱導の庭をじーーっと見て「海!」と‥


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これには一同ビックリ。
このお庭は確かに、滝から流れ落ちる水が川、そして海へと広がる様を表したものなのです。



清き心で見ると分かるものなのだな‥