ギムレットはシャバの味で | 「入院ジャーナル」

ギムレットはシャバの味で



ブログを更新してないものだから、
「ホントに退院した?」との
ご連絡をいただきました。


更新遅くなり、すんません。

22日、無事、退院いたしました。



涙腺が劇的にユルいことで、
知っている人には知られた私ですが、
「ラスト・リハビリはもれなく泣く」
という予想を裏切り、大丈夫でした。


しかし、行きと同じ経路で、
森を抜け、川を超え、
病院の看板が小さく見えるあたりで、
口はへの字になってきて、
高速道路に入る時は、もうダメで。


行きの右足は、動かなかったのに、
帰りの右足は、動けるうえに、歩ける!


そう思ったら、このリハビリ病院に
来てからの3カ月間の思い出が、
怒濤のようにあふれてきました。




この晩、退院報告がてら、
我が家の食堂化した
馴染みの居酒屋へ。


いつもはそこで帰るのですが、
お腹はいっぱいだけど、
ちょっと呑みたい気分で、
もう一軒。


Barに入りました。



入院中、外泊した際に
お酒を呑むことはあっても、
お酒が主役のBarに入ることは
さすがにしていませんでしたから、
舞い上がって、カクテルなんか
頼んじゃいました。



ギムレット。


冷えて曇ったカクテルグラスに、
シェイクされたジンとライムが
注がれたその味は、才能の塊で、
ホントのホントに退院したのだな、と
やっと実感できました。



「ギムレット」といえば、
レイモンド・チャンドラーの
『ロング・グッドバイ(長いお別れ)』。


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いつかまた、入院生活をすることに
なるかもしれないけれど、
その生活とも長いお別れでありたいな
と思うのでした。