今では、
無計画に、
腰まで長～く
髪を伸ばしていますが、
実は
思春期以降、
三回、
ショートカットだった時代があります
その1、
中学三年生
エスカレーター式の
ミッション系女子校で、
所属していた演劇部。
五年に一度、開催される、
中学・高校・大学・ＯＧ合同公演
シェイクスピア作
「真夏の夜の夢」
たくさんいた中学生たちは、
もちろん、その他大勢の
【妖精】役。
なぜか、
「はい、全員、同じ髪型にせよ」
との先輩からの命令により、
翌日、
ゾロゾロと美容院に連れて行かれ、
一斉にショートカットに
異様な光景です
しかも、
かなりのベリーショート
モンチッチみたいで、
セーラー服が似合わない…
通学するのが、イヤになりました…
短い髪型の子が
廊下を歩いていたら、
それは演劇部員
と、
当時、言われていたほどです。
その２、
高校二年。
モンチッチが少し伸び、
やっと、また女の子らしくオシャレが楽しめる長さになったころ…
今度は、
ＯＧの劇団の公演に、
貧乏な男の子役で出演することになり、
またもや
「髪を短く！」
との命令が
もう、切りたくない！
と抵抗した私は、
お小遣いをはたいて、
ショートカットのウィッグを買い、
翌日、装着して
稽古場に向かいました
しかし、先輩たちに
ウィッグだとバレ、
すぐさま、
「何!?カツラで私達を騙そうとしたの!?」
などと
口々に責められました
翌日、
覚悟をして、カットしたものの、
どうやら思い切りが足らなかったようで、
耳に髪がかかる程度のショートカットにしたら、
また、追い討ちをかけるように
コワイ先輩が
「えっ!?それでいいと思ってんの!?」
と怒りまくり
先輩の知り合いの美容院に連れて行かれ、
バッサリ…。
今なら、
確実に
「いじめ」ですよ
まあ、たしかに
あの頃の私は生意気だったし、
先輩からの風当たりが
特に強かったのかもしれません
だけど、
こんな思いをしてまで、
芝居なんかしたくない…
と、
泣きあかす日々でした。
その３、
26歳のころ。
これも、髪を切った理由は、
演劇。
でも、
違うのは、
自らの意志で
ショートカットにしたことです
アガサクリスティの
「招かれざる客」で
【ジャン】という、
少年役のオファーがあったため。
少し知覚障害があるが、
純粋な心の持ち主の
【ジャン】
大人たちに振り回されて、
最後は
銃の暴発により、
死んでしまう…
台本を読んで、すぐ、
「この役をやりたい
」
と思った私は、
演出家との面接に行く前に、
やる気を伝えたくて、
髪を短くしていったのです
おかげで、(？)
【ジャン】役をやることが出来ました
こうして
大人になってからは、
役柄で、
自分のスタイルや髪型を変えるのは、
プロとして当たり前だと 思えるようになりましたが、
若いころは、
「こんなの、理不尽だっ!!ただの横暴だっ」
としか、思えませんでした。
でも、
「その1」の時の、
ショートカットの私じゃなかったら、
その春に受けた
ミュージカルの
主役オーディションには
もしかしたら
合格していなかったかもしれません…
(作家の考えていた、その役のイメージが、ショートカットの女の子だったようです。)
…何が幸いするか、
わかりませんねー
ただ、
髪って、
切るのは簡単だけど、
伸ばすには
時間も
ケアのエネルギーも
必要なのですよ。
次に私が、
ショートカットにするのは、
いつになるのでしょうか
無計画に、
腰まで長～く
髪を伸ばしていますが、
実は
思春期以降、
三回、
ショートカットだった時代があります
その1、
中学三年生
エスカレーター式の
ミッション系女子校で、
所属していた演劇部。
五年に一度、開催される、
中学・高校・大学・ＯＧ合同公演
シェイクスピア作
「真夏の夜の夢」
たくさんいた中学生たちは、
もちろん、その他大勢の
【妖精】役。
なぜか、
「はい、全員、同じ髪型にせよ」
との先輩からの命令により、
翌日、
ゾロゾロと美容院に連れて行かれ、
一斉にショートカットに
異様な光景です
しかも、
かなりのベリーショート
モンチッチみたいで、
セーラー服が似合わない…
通学するのが、イヤになりました…
短い髪型の子が
廊下を歩いていたら、
それは演劇部員
と、
当時、言われていたほどです。
その２、
高校二年。
モンチッチが少し伸び、
やっと、また女の子らしくオシャレが楽しめる長さになったころ…
今度は、
ＯＧの劇団の公演に、
貧乏な男の子役で出演することになり、
またもや
「髪を短く！」
との命令が
もう、切りたくない！
と抵抗した私は、
お小遣いをはたいて、
ショートカットのウィッグを買い、
翌日、装着して
稽古場に向かいました
しかし、先輩たちに
ウィッグだとバレ、
すぐさま、
「何!?カツラで私達を騙そうとしたの!?」
などと
口々に責められました
翌日、
覚悟をして、カットしたものの、
どうやら思い切りが足らなかったようで、
耳に髪がかかる程度のショートカットにしたら、
また、追い討ちをかけるように
コワイ先輩が
「えっ!?それでいいと思ってんの!?」
と怒りまくり
先輩の知り合いの美容院に連れて行かれ、
バッサリ…。
今なら、
確実に
「いじめ」ですよ
まあ、たしかに
あの頃の私は生意気だったし、
先輩からの風当たりが
特に強かったのかもしれません
だけど、
こんな思いをしてまで、
芝居なんかしたくない…
と、
泣きあかす日々でした。
その３、
26歳のころ。
これも、髪を切った理由は、
演劇。
でも、
違うのは、
自らの意志で
ショートカットにしたことです
アガサクリスティの
「招かれざる客」で
【ジャン】という、
少年役のオファーがあったため。
少し知覚障害があるが、
純粋な心の持ち主の
【ジャン】
大人たちに振り回されて、
最後は
銃の暴発により、
死んでしまう…
台本を読んで、すぐ、
「この役をやりたい
」と思った私は、
演出家との面接に行く前に、
やる気を伝えたくて、
髪を短くしていったのです
おかげで、(？)
【ジャン】役をやることが出来ました
こうして
大人になってからは、
役柄で、
自分のスタイルや髪型を変えるのは、
プロとして当たり前だと 思えるようになりましたが、
若いころは、
「こんなの、理不尽だっ!!ただの横暴だっ
」としか、思えませんでした。
でも、
「その1」の時の、
ショートカットの私じゃなかったら、
その春に受けた
ミュージカルの
主役オーディションには
もしかしたら
合格していなかったかもしれません…
(作家の考えていた、その役のイメージが、ショートカットの女の子だったようです。)
…何が幸いするか、
わかりませんねー
ただ、
髪って、
切るのは簡単だけど、
伸ばすには
時間も
ケアのエネルギーも
必要なのですよ。
次に私が、
ショートカットにするのは、
いつになるのでしょうか