着物の脇のたるみ
私はすごっ〜く気になるんです。
ちょっと気にしすぎだと自分でも思ってるんだけど
いろんな先生のYouTubeを見て実際にやってみました。
胸紐に指をいれて、左右の脇まで伸ばして行く方法
少しやり方に違いはあるけれど、ほぼ内容は同じのように思います。
動画ではどの先生もピッシと綺麗にたるみが取れて「これで大丈夫」と言われます。
しかし
やり過ぎると衣紋が戻ってくる
衿合わせがだんだん広がってくる
少し動くと直ぐに元に戻ってしまう
何かしっくり来ないんです
自分で胸タックを取りそこにコーリンベルトを挟む方法もやってみてけど、このやり方は、コーリンベルトのゴムの長さに注意しないと、
衿が広って・・かなり難しかった。
どうしたものか・・
ひょっとして抱き幅が広いのか
私は和裁の事は良くわからないけど
計ってみたら23cm
(調べたら23cmは平均的な長さと)
着物によっては22cmの物もありました。
23cmと22cmを着てみると、22cm
は脇のたるみが気にならなかった、
1cmでこんなに違うのかとびっくりです。かといって1cmでお直しもどうかと思うし・・
同じ寸法でも、紬や木綿の着物は脇のたるみはほとんど気になりませんでした。
問題は正絹でツルツルした着物
これを何とか攻略する方法はないものか🤔
私なりに考えて🙄見ました。
姿勢が良いこと
これは普段から肩甲骨を寄せる事に意識し気を付ける。
補正もそれなりに必要
しかし年齢を考えた補正にしないとお顔はそれなりのお年で、胸周りが二十歳みたいだとおかしいです。と私の先生は言われます。それもそうだ。
着物を着る時の工夫
背中のたるみと胸のたるみを脇に寄せて後ろにたたみ、胸紐で丁寧に固定をし、ゴム素材の伊達締めで固定する。
ゴム素材の伊達締めは固定力があり、布が動きにくいのでいい感じで脇のたるみがとれました。ですが夏は別の伊達締めを使う方がいいのではないかと思います。ゴム素材は暑いです。
胸紐に指を入れてたるみを取る
この方法は左右を一度に行うと衿が広がる時があるため、衿元を押さえ左右片方づつ行う。
丁寧な着付けをする
私は慌てると必ず失敗するから
衿合わせ半衿は1.5cm程度に
衿合わせを広くすると、首から肩までの長さが狭くなりその為、布が余ってしまう。
広衿の場合、衿の折り込みを少し多めにしてみる
折り込みを少し多めにする事で、布の幅が短くなるため。
あくまでも私の考えです。
私の大好きな
着物スタイリストの大久保信子先生
の「着物の事典」の中に
「バストトップの間のシワは見苦しいので、念入りに確認を。
脇のシワは気にしない。ゆとりがある方が動きやすくてよい。
体の中心のシワ以外は気にしません。」と書いてあります。
その通りですよね。私の着付けの先生も同じ様な事を言われた事がありました。
着物は真っ直ぐに仕立てられているから動くとシワが出来るのは当然なんですが。
着物雑誌で、綺麗な人がシワ一つ無く着付けてもらっている姿の写真を見ると、美しいな・・と
きっと人形に着付ける様にして形を作り、何十枚、何百枚と写真を撮りその中のベストショットなんでしょうね。
本来の着物姿を忘れてしまって、これは反省です
顔も体型も違うのに自分に合った着付けを見つける事が大切だとわかりました。
自分に合った着付けを身につけるために、練習するしかないと。
撮影の時は脇のたるみを寄せて🤗姿勢を良くし笑顔で乗りきります。
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