こんにちは
見つけていただき、ありがとうございます
30数年ぶりに
ドラムを再開して、
早いもので、
4年目に入りました
再開しようと思ったきっかけは、
玉置妙憂さんの講演会でした。
当時ちょうど
テレビでお見かけした、
僧侶で看護師でもある、
玉置さんの講演会が
近くで開催されると知り参加しました。
タイトルは
『逝く人の支え方』でした。
母の体調が
だんだんと厳しくなり、
父と母の
これからが不安でいっぱいの頃でした。
講演会で特に印象に残っているのは、
『自利をもって利他をなせ』
のお話です。
自利とは自身のケア、自分を満たすこと、
利他とは他者へのケア、人のために行動すること、
仏教用語のようです。
まず自分を満たしてからでないと、
周りに優しく出来ないのです、
と、コップに入った水に例えて
お話下さいました。
堂々と自分を満たすことから始めましょう、
という内容でした。
その頃、
夫は単身赴任、
子ども達は家を出て、
ひとり生活だった私は、
母と父のサポートを
最優先にしていましたので、
自分を満たすことから始めていい、
とのお言葉は衝撃的でした。
そして、
ずっと『いつか』と思っていた、
ドラムの再開を決めました
最寄駅の楽器店の
ドラム教室に入会しましたが、
最初の一年は、
もどかしさしかありませんでした
長い長いプランクの間に、
脳内で美化されていたと思いますが
昔の自分のドラムとは、
だいぶ遠かったのと、
レッスンでは、
身体の使い方からご指導頂いたので、
新しい?叩き方に慣れませんでした。
ですが、
今の自分のドラムを受け入れようと
思えた頃から
もどかしさは減り、
身体を使った叩き方は、
まだまだ修業中ですが、
違和感なく叩けるようになっています
(課題は山積みですが)
技術面、メンタル面、
どんな質問にも
丁寧にアドバイス頂ける、
先生には感謝しかありません
昨年、
ドラム教室の発表会が
ライブハウスで開催されると聞き、
初めて参加するかを迷っていた時に、
学生時代を思い出しました。
うす暗いライブハウスで、
ステージを照らすライト。
その光越しに
ドラムから見えたメンバー達の後ろ姿、
もうぼんやりとした思い出ですが、
その景色を思い浮かべ、
もう一度
ライブハウスで演奏してみたい、
と発表会への参加を決めました。
今年も
もうすぐ発表会です
昨年は緊張しかありませんでしたが、
不思議と会場のライブハウスに
着いた途端、
気持ちが落ち着いたことを覚えています。
今年も昨年同様、
楽しく演奏できるよう、
しっかり練習します
最後までお読みいただき、
ありがとうございました