少し前のことになりますが


息子、初めて保育園に行った日のこと


その日は初めてだったので、1日ではなく半日お願いすることにした。


初めて保育園に伺って挨拶をしに行った時から、


息子は保育園の様子が好きで、うれしそうに保育園のおもちゃで遊んだり、ウキウキした様子だった


その日も同じで、先生に預ける時も決して泣く事はなく、ニコニコとうれしそうにお部屋に入っていた


ではお願いしますまた迎えに行きます!


そう言って私は保育園を出て行こうとした


その時の息子の顔、あれ?といった様子だった


息子を保育園に預けている間、限られた時間、練習に集中する


息子も頑張っているんだから、私も頑張らなきゃ


午後イチで迎えに行くから、その前に軽く昼ご飯も食べておかなきゃな、


迎えに行ったらご褒美でゼリーやジュースあげよう、


いろいろなことを思って、息子を迎えに行くまでの間を過ごした


つい最近まで良い天気が続いていたのに、その日は、たまたま雨が降っていてとても寒かった


寒がっていないかな、ご飯食べれてるかな?


色々と気になった。


迎えに行く時間になった。練習室を後にし、足早に保育園に向かう


なんかそわそわ落ち着かなかった。


迎えに行く時間はちょうどお昼寝の時間だったかな?


保育園はきっと静かなんだろうな。そんなこと思っていた


到着して予想通り、保育園は静か…


えーーーん!


えーーーーん!!


ありゃ?泣いている子がいる。


あれ?この声…


もしかして、もしかしなくても、、、


うちの子だ!

て事は、やっぱりお昼寝できなかったんだ赤ちゃん泣き


この時間にお昼寝する習慣付いてないもんね赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん赤ちゃんぴえん


急いでお部屋に迎えに行くと、先生の前に立って


泣きながら何かを訴えていた


先生に預けたブランケットを片手に握り締めて


もう片手には保育園のおもちゃをぎゅっと握り締めて


ちからいっぱい泣いていた


迎えに来たよ!おいで!


と言って息子を呼び寄せた


息子はとぼとぼと歩きながらこっちに来た


ぎゅっと抱きしめてあげた



先生の話を聞くと、やはり私が帰った後、泣き出してしまったようだった


なかなか慣れない環境のせいか、お昼ご飯もあまり食べなかったみたい


いつもいっぱい食べるから、半分くらいしか食べなかったと聞いて、少し心配になった。きっと寂しかったんだろうな…


でもこんなことしましたよ友達とも楽しそうにしてましたよ!と聞いて少し安心


そしてこれ作ったんですよ!と見せてくれたのが、


手作りのこいのぼり!


息子のはじめての工作だ!


それを見たとき感動してしまって、涙が出そうだった


嬉しかった。


きっと楽しんで作ってたんだろうな!そんなことが想像できた


この作品はおうちに大事に取っておこうと決めたのだった


帰り道


息子によくがんばったねと言って、大好きなゼリーを渡した。


駅に向かう道、息子は疲れ果てたのか、気づいたらねんねしてしまっていた


がんばったんだね!お利口だったね!


そう言いながら何度も頭を撫でた照れ