7月31日最期の入院。前日子供が熱出し保育園行けないから、母に家まできて面倒みてとお願いしたけど、身体の調子が良くないということで実家に子供を預けた際に父と会った。
これが、ちゃんと意識ある中で最期に会って喋った日。

この日は、体調どうよ?と話した際に、変わらんの〜ってなことを言っていた。それに加えて、母ちゃんと喧嘩しててなぁ〜って話を聞かされ毎度の事かと思いしな聞いてたけど様子は違った。
うっすら涙を溜めながらも、俺が死んだら母ちゃんの年金ってどうかるんかなぁ〜?俺が働いてたから少しは増えてるんかな〜?と気にしていた。
なんか、弱気なのかなぁ〜と思いしな、年金のことはよくわからん〜。と言いながら父の涙目につられて、こちらも涙が出そうになったら、父も涙を流すとこを見られるのが嫌なのか、もう仕事だろ。行って来い。って言われたのが最期だった。

その後、母にもう喧嘩することがなくなるかもよ〜。って言って出勤したことを覚えてる。

今更ながら、人って死期が近いと本人はなんか感じるものがあるのかなぁ〜って思ってしまう。

それにしても肝硬変からの肝癌で、ほんと最後の方は腹水が溜まるのが早かった。入院して退院して一週間たったらまたお腹に水が溜まり苦しそうな感じ。

本人にしか辛さはわからかいけどお腹が大きくなると食べるのも動くのも苦しくなるのは妊娠の臨月時に経験したからそれに近しいのかなぁと思ったり。。

多量のアルコールから引き起こす病気。肝硬変の初期の段階だったらもう少し進行もゆるやかだろうし今よりも長く生きていただろうけど、周りがどうこう言っても酒好きには体調が悪くならない限り止められないし強い意志が大事だろうから、お酒とのお付き合いって難しいよな〜

何か、今はもう涙はでてこないけど、まだふとした瞬間にいろいろと思い出すことがある。

これも、よくわからないけど父のことを思い出したり考えることが供養になってるのかなぁ〜と思う深夜の時間帯。